公開日 2024年09月19日
更新日 2024年09月20日
回答
受付年月日
令和6年9月11日
ご意見等要旨
「海のない街のささやかな水族館」とのコンセプトで、旧亀田市域、できれば美原地区に東京池袋サンシャイン水族館のような都市型水族館のミニ版ができないでしょうか。
今までの水族館構想は「函館は海の街だから」との発想で海のある街、函館区(アクアコミュニティ他)や湯川町(湯の川マリンパーク)に構想してきたと思います。亀田市との合併後の昭和50年代以降、多くの市民は海のない街亀田市を居住地として選びました。若年者も多く地域人口も逆転、賑わいも上です。観光客に頼らず最低限の需要が期待できる街の中心部に需要に合わせたサイズで構想してはいかがでしょうか。
水族館構想は昭和20年代の道立水族館誘致から始まる地域の重要課題です。学びの場、癒しの場、デートスポット(結婚へのきっかけを作り少子化による人口減少を止める)として令和時代で解決してスッキリさせたほうがいいと思います。
市の回答
このたびは貴重なご意見をいただきまして,ありがとうございます。
水族館につきましては,これまで幾度かにわたり整備を検討してきており,直近では平成18年(2006年)に,子どもたちが自然環境を学びながら楽しめる公共施設「海の生態科学館」の整備について基本計画案を公表し,建設に向けた検討を行いましたが,財政状況が厳しいなか,莫大な建設費や運営費を負担してまで建設すべきではないのではないかとの声が議会や市民からあがり,大きな議論となりました。
その後,市民の十分な理解が得られない状況では建設は難しいものと判断し,同年に建設を一時凍結,平成19年(2007年)に事業断念を表明し,現在に至っております。
以上のことから,現在,本市に水族館を整備する計画はなく,ご提案のありました新たな施設につきましても,財政負担の面からも整備は難しい状況にありますが,「海」や「科学」にふれあうことができる身近な施設として,旧函館どつく跡地に建設された「国際水産・海洋総合研究センター」や,キラリス函館ビル内の「はこだてみらい館」等,市民や観光客の皆様が楽しみ,学ぶことのできる場の提供に努めてまいります。
回答区分
参考意見
担当部課名(電話番号)
企画部計画推進室計画調整課(21-3693)
回答年月日
令和6年9月19日