公開日 2024年09月09日
更新日 2024年09月10日
回答
受付年月日
令和6年8月27日
ご意見等要旨
棒二跡地開発について準備組合は、開業予定を2029年に再延期すると公表した。
市は2022年の市民説明会で、「市民や観光客の交流人口を増やし賑わいを創出する」と、力強く公共施設の統合を具体的に説明し期待をしていた。その後、準備組合から資材と人件費高騰などの理由から、内容変更と開業の延期が公表された。市は、市民の意見や補助金の増加などの背景と市長からの「統合ありきではない」との会見もあり、新しい公共施設と内容を提示し修正をした。
私は、2023年に延期が決まり再延期もあり得るのではないかと思い、駅前の衰退と閑散としていく状況から、「棒二跡地開発に頼らず駅前の賑わいを創出する施策を提示してほしい」との市民の声を提出した。回答は、「棒二跡地開発により賑わいを創出したい」との趣旨の回答で、他の具体的な施策は示すことはなかった。
今回、さらに開業が延期したことに伴い以下の点を確認したい。
(1)市民説明会の予定はすでにありますか。いつ頃を予定していますか。
(2)棒二跡地開発に頼らずに駅前の賑わいを創出する考えと具体策があれば提示して下さい。
(3)市民は、当初は棒二跡地開発も函館市への新幹線乗り入れも期待し夢と希望で「わくわく」していたと思う。しかし、この頃は今後どうなるか不安と心配で気分も閉塞してきているのではないかと感じる。この意見についての考えと今後の方針を回答して下さい。
市の回答
いただいたご意見等につきまして,下記のとおり回答します。
((1)への回答)
市では,令和6年2月に「公共施設整備の基本的な考え方」の素案を公表し,ホームページを活用した意見募集を実施しているところですが,今後は,市民説明会も開催しながら,引き続き,市民等からの意見聴取を行い,本素案の成案化に向けて取り組んでいきたいと考えています。
本年秋頃には市民説明会を開催したいと考えていますので,改めて市のホームページなどを通じてご案内させていただく予定です。
((2)への回答)
本再開発事業は,整備される施設に多くの方が立ち寄り,賑わいがエリア全体に波及することが期待できる重要な事業であると考えています。
これまでも,駅前・大門地区においては,各種イベント開催のほか,賑わい創出と関連して空き店舗対策や居住誘導施策など様々取り組んできており,今後においても,本再開発事業だけではなく,賑わい創出に繋がる様々な施策を検討し,実施していきたいと考えています。
((3)への回答)
棒二跡地の再開発事業については,先般,再開発事業を進めている準備組合から,新たなホテルブランド誘致の可能性が高まったとして,見直し後の事業概要書が提出されたところであり,今後については,準備組合において,組合設立認可申請の手続きが進められることとなりますので,再開発事業の実現に向けて,一歩前進したものと受け止めています。
今後,組合が設立され,さらに建物の解体や工事が進められると,市民の皆様にも再開発事業がより実感できるようになるものと考えていますが,市としても,組合と連携しながら,進捗状況の公表や円滑な事業の実施に努めてまいりたいと考えています。
また,新幹線の乗り入れに向けては,近隣自治体,JR北海道,北海道など関係者のご理解・ご協力をいただかなければならないと認識しており,今後も丁寧な説明に努め,皆様からさまざまなご意見をいただきながら,検討を行っていきたいと考えております。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
経済部商業振興課(21-3306)
企画部計画推進室交通政策課新幹線対策担当(21-3626)
回答年月日
令和6年9月9日