公開日 2024年05月27日
更新日 2024年05月28日
回答
受付年月日
令和6年5月13日
ご意見等要旨
かつて東海道新幹線で運営会社の本社があり,三大都市名古屋市にある名古屋駅を通過する便が設定されました。当時の営業上の事情だそうで,また名古屋駅を無視されたという「名古屋飛ばし」の一つと言われています。同様にJR北海道とJR東日本が営業戦略上で東京-札幌間の速達性を徹底的に重視すると新函館北斗駅の通過便を設定する「北斗飛ばし」が起きるのではないでしょうか。しかも大都市圏ではないので多数設定されるかもしれません。駅の東京寄りは緩いカーブになっていますし,駅構内はホームドアもありますから列車は高速のまま通過ができると思います。
函館市が検討している函館駅乗り入れ便は非連結の単独運行便であっても必ず新函館北斗駅に停車しなければいけないはずです。構想とほぼ同じ仕組みの山形新幹線や秋田新幹線では出入口の福島駅や盛岡駅に停車して運転士が新幹線区間,在来線区間それぞれに合わせた設定をしないと走行できません。
北斗市も新幹線駅関連に多額の公金を使ったでしょう。札幌へ延伸したら多くの便が轟音を立てて通過するようになった場合,北斗市民目線からは公金の無駄だったと声が上がりませんか。「函館駅乗り入れ便が持つ新函館北斗駅停車保証」は北斗市を構想に参加させる動機になると思いますがいかがでしょうか。
市の回答
このたびは新幹線の函館駅乗り入れの検討に対してご意見をいただきありがとうございます。
新函館北斗・札幌間開業後の停車駅等の運行形態につきましては,営業主体であるJR北海道によって決められるものでありますが,新函館北斗駅は東京と札幌をつなぐ大動脈である新幹線駅として,また,道南をはじめとした広域観光の一翼を担う拠点として,その役割はさらに重要なものになるものと認識しております。
新幹線の乗り入れに向けては,北斗市などの近隣自治体,JR北海道,北海道など関係者のご理解・ご協力をいただかなければならないと認識しており,いただいたご意見を参考にしながら今後も丁寧な説明に努め,皆様からさまざまなご意見をいただきながら,検討を行っていきたいと考えております。
回答区分
参考意見
担当部課名(電話番号)
企画部計画推進室交通政策課(21-3626)
回答年月日
令和6年5月27日