公開日 2024年01月05日
更新日 2024年01月11日
回答
受付年月日
令和5年12月25日
ご意見等要旨
12月20日の朝に中央警察署付近の交差点にて路線バスの運転手が意識が不明瞭になり乗用車5台と衝突する事故が起きました。2019年以降国内バスメーカーが乗客でもバスを停止させることができるよう非常停止ボタンを装備したバスを発売しています(EDSS:Emergency Driving Stop System)。市は運転手や市民の命を守るためにバス会社に購入補助を出して順次導入をさせるべきではないでしょうか。
路面電車においても同様なことが起きると思います。順次非常停止ボタンを装備すべきと思いますがいかがでしょうか。
市の回答
ドライバー異常時対応システム(EDSS)は,走行中の乗務員に異常が発生した際、運転席もしくは車内の非常ブレーキスイッチを押すことで制動を開始して段階的に停車させ,車内の乗客へは音声アナウンス等,車両の周囲へはクラクションや各種灯火により異常発生を伝達するシステムであり,バス車両としては平成30年に実用化され,今日までに徐々に導入が進んできているとお聞きしています。
現在,函館バス(株)においては,7台の路線バスに同システムが搭載されており,現在販売されている路線バス車両には原則として同システムが搭載されていることから,車両更新の際に徐々に導入台数の増加が見込まれているところです。
本市といたしましても,バス利用者等の人命を守るため,安全確保に向けた取り組みは必要と考えておりますので,いただいたご意見については,参考にさせていただきます。
なお,国内の路面電車には,ご提言のEDSS搭載の実例はございませんが,現在の市電には,運転士の意識が混濁し,速度制御用ハンドルから5秒間手が離れた場合に,車内に警告アラームが鳴動し,自動的に緊急停車する装置を装備している車両が5両あるほか,全営業車両32両には,客室内に非常停止ボタンまたはレバーを装備しており,お客様がこの装置を作動させることで,緊急停車し,全ての扉を手動で開けることができます。
回答区分
参考意見
担当部課名(電話番号)
企画部計画推進室交通政策課(21-3625)
企業局交通部施設課(52-1412)
回答年月日
令和6年1月5日