公開日 2023年09月06日
更新日 2023年09月08日
回答
受付年月日
令和5年8月29日
ご意見等要旨
ホームページに掲載されている函館の大火史一覧表中,昭和20年7月14日函館空襲に伴う火災は戦時中の戦災という極めて特殊な状況下で発生した火災であること,また大火史一覧表に掲載する大火は焼失戸数が100戸以上発生している火災としている中,同表中の昭和29年5月12日の火災は焼失戸数が100戸に満たないため,2件を大火史一覧表から削除もしくは参考程度の掲載としていただきたい。
なお,上記2件が大火史から削除されるのであれば,ホームページに掲載されているの消防年報1ページ後段に記載の「函館は,明治以来100戸以上焼失の大火が28回にもおよび,…」の文章も誤りとなるため,訂正すべきである。
市の回答
この度は,貴重なご意見をいただき,ありがとうございます。
ご意見いただいた内容につきまして,下記のとおり回答いたしますので,ご理解いただきますようお願いいたします。
①昭和20年7月14日函館空襲に伴う火災につきましては,ご意見いただいたとおり戦災という特殊な状況下ではございましたが,実際に火災による焼失戸数が100戸以上あったため,大火として記録しております。
②昭和29年5月12日の火災につきましては,当時の火災調査表等の記録からも焼失戸数の記載はなかったところでございますが,過去の調査方法といたしまして,焼失戸数と焼失世帯数を同じ意味合いと捉えていたものと推察され,湯川大火の火災調査表では,焼失世帯が104(全焼87,半焼17)であったことから,大火史の1つとして編纂されたものと考えております。
また,函館市史デジタル版における昭和9年の函館大火の表2-178(昭和9年の大火概況)中では,焼失戸数欄に世帯数が記載されていることからも,当時は,戸数と世帯数を同じ意味合いで捉えていたことも伺えますので,ご理解いただきますようお願いいたします。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
消防本部庶務課(22-2142)
回答年月日
令和5年9月6日