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熱中症対策について

公開日 2023年08月31日

更新日 2023年09月01日

回答

受付年月日

令和5年8月23日

ご意見等要旨

この度,北海道伊達市で熱中症で小学2年生の女児が熱中症で死亡する事故のニュースを見ましたが,私も小学校2年と4年の子を持つ母親でありとても痛ましい事故と思っております。

北海道の小中学校のエアコンの設置率はとても低いことは承知しておりますが,普及率を上げるためにどのような行動をとったら検討して頂けるのでしょうか。わからず,こちらにメールしております。

今年の夏には間に合わなくとも,少しずつ普及率向上に向けて動いて貰えないものでしょうか。

私たちは職場でエアコンの効いた環境で働けています。大人であれば,熱中症を予防する行動がとれます。しかし低学年の子どもたちは,大人の声かけが無ければ,そのような行動はとれませんよね。そしてその大人も,全ての大人が果たして子どもたちに適切なタイミングで声がけをしてあげられるでしょうか。不安でしかありません。あまりにも,子どもたちにとって過酷な環境なのではないでしょうか。

私一人の意見で,市が動いてくれるとは思っていませんが,どうしたらこのような声が届くのかと思い,メールさせて頂きました。

せめて,函館市の低学年のクラスから,エアコンを設置していってもらいたいと思います。

事故が起こってからでは遅いと思うのです。

死亡事故が起きてから初めて検討するのでしょうか。そうではなく,一刻も早く検討するべきことと思っております。

7月に私と同様の意見を述べている方がおり,その返答も拝見いたしました。

建物の老朽化や暖房設備に重点を置かれている点よくわかりました。熱中症対策を引き続き継続して参りますとありますが,あまりに抽象的ではないでしょうか。扇風機や水分補給だけでは命は守れません。もっと深刻に考え,今すぐにでも目を向けるべき問題であると思います。

私は市立函館病院で看護師をしています。

今後,伊達市の女児のように,命を落とす子どもたちが函館市でも出てくることも考えられます。

10年後,北海道でエアコンを設置していない建物がどのくらいあるでしょうか。

小学校低学年の教室にだけでもまずは設備すべきです。高学年になればある程度自分で熱中症対策行動がとれるからです。

何度も申し訳ありませんが,大泉新市長にも伝えて頂きたいです。

子どもたちの命を守るのは大人です。

子どもたちは大人のように暑い,辛い,助けてとは言えません。

助けてほしくても我慢しなければと思うのです。命を落としてからでは遅いです。

どうか,よろしくお願いいたします。

  

 

市の回答

小中学校の冷房設備につきましては,文部科学省の公表している「空調(冷房)設置状況(普通教室)」によりますと,北海道の小中学校は,令和4年度9月1日現在の設置率が16.5%となっております。

本市の小中学校では,普通教室に冷房設備を設置しておりませんが,各学校において扇風機の活用のほか,換気や水筒の持参によるこまめな水分補給,適度な休息,活動時の服装の配慮などの熱中症の予防対策を講じているところです。

こうした中,本市の学校施設は,建築後40年以上経過している建物が約4割あり,老朽化が進んでいることから,外壁改修工事や冬期間の安定した暖房を確保するための暖房設備改修工事などの老朽化対策工事やトイレの洋式化等の工事を優先し,計画的に進めているところですが,昨今の気温上昇は本市においても著しいものがあり,現状の計画を見直す必要があると認識しており,冷房設備の設置に関しては,今後の気象状況や市の財政状況を勘案しながら検討してまいります。

 

 

回答区分

参考意見

担当部課名(電話番号)

教育委員会生涯学習部施設課(21-3542)

回答年月日

令和5年8月31日

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630