公開日 2023年07月11日
更新日 2023年07月13日
回答
受付年月日
令和5年6月26日
ご意見等要旨
生活保護世帯の子どもは国の制度上,大学や専門学校に通うことは事実上困難です(学生世帯分離)。
よって看護大学や看護学部を設置しても正看護師等になることは難しいです。高校までだったら生活保護の支援を受けながら通うことができるようですから,看護大学構想に市立函館高校に看護科(3年間)と看護専攻科(2年間)の設置案を加えてほしいです。
高校での看護専攻は最短養成機関は5年ですので,今までより1年~2年ほど短い(専門学校は3+3で6年,大学は3+4で7年)ことから,世帯の金銭負担を少なくでき,生活保護世帯だけでなく,低所得世帯層でも看護師を目指すことは容易です,青森では,県立高校に養成科を設置しています。青森の説明によりますと学費は年間約24万円で,専門学校や大学より低額になっているそうです。
市の回答
貴重なご意見をいただきありがとうございます。
本市では,医師の働き方改革や医療技術の高度化・複雑化に伴う高度で幅広い知識や技術を有する看護師の需要の高まりや,市内の医療機関などからの看護系大学等の設置検討の再開を希望する声を受け,あらためて看護師等の養成などに関する全国的な状況や市内の高校生の進学需要,医療機関等での看護師の需要などについて調査を行うこととしたところであります。
大学以外での看護師の養成につきましては,現在,市立函館病院高等看護学院をはじめとして市内に4つの看護師養成機関が設置されておりますことから,市立函館高等学校への看護科等の設置について検討する予定はございません。
なお,本市では,大学等への進学のため奨学金の貸付け制度や市立函館病院高等看護学院に進学する場合に一定の条件のもと貸付を受けることができる「函館市看護師修学資金貸付制度」を設け,意欲のある学生の支援を行っているところです。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
企画部計画推進室計画調整課(21-3695)
回答年月日
令和5年7月11日