公開日 2023年07月11日
回答
受付年月日
令和5年6月27日
ご意見等要旨
市では東部4地区を対象とした東部地域まちづくり懇談会を開催しており,会議録を読むと東部4地区の課題や苦しい現状を知ることができました。
また,資料に関しても読み取りやすい作成がされていたのも非常に良かったと思います。
しかしながら,東部地域まちづくり懇談会開催要項にて参集者が
(1)地区町会連合会(戸井,恵山,椴法華,南茅部)
(2)漁業協同組合(戸井,えさん,南かやべ)
(3)函館東商工会
(4)函館市民生児童委員協議会(第26~29方面)
に限定されているため,半ば形骸的に行われているように見えてしまいます。東部4地区町会連合会の方々など地域に対してしっかりと取り組んでいる方々もいますが,参集者を限定するだけでは知恵を絞るにも限界があり,良いアイデアも浮かばず,改善に繋げにくいと思います。
また,開催要項4に『懇談会は,懇談事項に関し,より具体的で専門的な議論を行うため,必要に応じて3に掲げる団体や市の実務者のほか,有識者等を参集範囲とする分科会を開催できるものとする。』という記載もありますが,どの程度開催されているか,十分に機能しているかなど気になるところです。
私の個人的な意見としては,参集者を一般の方々が参加できるオープンな場にし,より多くの意見を集めて地域に反映させてはと思います。
例えばでありますが,
①地域の一般の方々,東部4地区以外の方々や若い世代の方々から意見を求めて何が必要かを考える。
②市内公共施設にて積極的に取り組んでいる指定管理者等の関係者が参加し,PRや地域の新たな活用などの取り組みを考える(Gスクエアのような若者向けの取り組みや発信,東部であればなとわ・えさんの各月イベントやドローン空撮のような地域の特性を活かした新たな取り組みを他でも展開できるか等)。
③市外から有識者がリモートで参加し,どのようなまちづくりに取り組んでいるかなどを参考にし,東部4地区にどのように反映させるべきかを考える。
というものです。リモートに関しては,市外有識者以外でも可能とすれば更に良いと思います(設備がなければ公共施設等ある場所を活用)。
こうした取り組みを行うことにより,問題点とその改善,対策がより明確になり,まちづくりに反映させやすいと考えます。
現状の東部4地区は市内でも高齢化,人口減少が著しい地区であり,大泉市長の掲げる人口減対策としても急務とする場所と考えます。
南茅部高校を見ても今年度の入学者が10人を下回り,学校存続に向けた生徒募集を強化しているように危機的と思います。地域の代表者が発言するだけではこの苦しい状況を打破するのは難しく,なりふり構っていられない局面に立たされているように感じます。
開催要項を頑なに守るだけではなく,より柔軟な対応をしていただくことを望みます。
市の回答
この度は,東部地域まちづくり懇談会に対し,貴重な意見をいただきありがとうございます。
当懇談会は,市町村の合併の特例に関する法律の規定により東部4支所に設置された地域審議会が平成31年度に期間満了をもって終了したのち,東部地域の共通する課題や地域の振興などについて協議するために設置されたもので,令和6年度までの開催を予定しております。
これまで令和2年度から各年度2回懇談会を開催し,分科会は7回開催しており,参加された方から地域の実情を踏まえたご意見をいただいているところです。
ご意見にありました当懇談会の参集者を広く募る各案につきましては,次回の懇談会において協議させていただきます。
また,北海道南茅部高等学校につきましては,学校運営協議会が設置されていることから,ご意見がありましたことをお伝えしております。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
南茅部支所地域振興課(25-5111)
回答年月日
令和5年7月11日