公開日 2023年06月02日
更新日 2023年06月05日
回答
受付年月日
令和5年5月24日
ご意見等要旨
5/23の「広報、広聴の改革とは」の声の回答は、これまである市民の声の実施要綱の処理についての説明と回答の基準を説明したに留まっている。声の趣旨は、「市民の声が市長に本当に届いているのか」「公言している広報・広聴の改革についての具体策」であり、回答はこの点について特に後者には触れていない。市と市長は、市民の声についてホームページや記者会見で、腰を低くして寄り添い、親切・丁寧な対応をするとのことであり再確認したい。
① 声の趣旨は、市長が「市民の声」を実際に見て、認識しているか疑問があるとの指摘である。私は、その処理方法に問題があると以前から考えている。「市民の声」の実施要綱の処理の項では市長は関わらず、処理後の報告の項であり月毎の事後報告である。「市民の声」は1問1答で、担当部局が回答した時点で完結する。このシステムでは市長の考えは反映されないし認識していると実感できない。「市民の声」の処理の現状は、市民(思い)⇒広聴課(受付)⇒担当部局(対応処理)⇒市民(あきらめ)⇒市長、副市長(処理後報告)である。これでは寄り添うことはできないのではないですか。市民に寄り添うとは、市長や市の姿勢ではなく、市民が実感して初めて成り立つのであり、実感してもらうため市は何をするかが核心ではないですか。函館市は、市民の声を聴くとあるのでぜひ「対応予定」で改革してほしい。
② 声の処理の理想は、市民(思い)⇒広聴課(受付)⇒担当部局(対応処理)⇒市長、副市長(承認)⇒広聴課(確認)⇒市民(納得)である。市民の声は年間500件程度であり、概ね2~4週間で十分対応できる。現状では、既存の規則に沿った説明しかできないことは理解している。しかし、声の趣旨は「広報、広聴を改革する」を公言していることに対してであり、今後市長と広報・広聴課は市民の声も改革してくれると思っている。「市民の声」の処理と取り扱いについて改革し、市民に寄り添い、スピード感も持って対応できるようにしてほしい。
③私は、広報広聴課の「市民の声」が、市民の声を聴く上で重要であると考え質問しているが、「市民の声」に留まらず、個人の意見を聞く機会を設けるなど、腰を低くして地を這って市民の声を聴く具体策があるなら教えてほしい。
市の回答
① 以前回答したとおり,処理後の報告ではありますが,市長および副市長へはお寄せいただいたすべての「市民の声」等を報告し,市政運営に役立てております。
② 「市民の声」の回答については,それぞれの業務を担当する部局が,責任を持って対応に当たっております。
③ 個人の意見等をお寄せいただくうえで「市民の声」は,重要な制度であると認識しておりますので,引き続き市民の皆さまに寄り添った制度となるよう適宜見直しを含め,努めてまいります。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
企画部広報広聴課(21-3630)
回答年月日
令和5年6月2日