公開日 2022年06月07日
更新日 2022年06月15日
回答
受付年月日
令和4年5月20日
ご意見等要旨
令和2年度の整備とともに有料化されたが、収支報告では利用料収入が656万円、委託料が675万円と赤字になっている。
1.委託料が他の駐車場と比べ高額ではないか
2.人件費が440万円とあるが、これほど高額な費用を要するのはなぜか
3.有料化以前も更地の駐車場の管理を委託していたのか
4.委託先は非公募となっているが、有料化以前に管理していた業者であるか
5.有料化に伴う整備費用のため収益が必要と思われるが、市は赤字を気にしなくていいのか
6.もし有料化以前は委託料がかかっておらず、今後駐車場の利用による収入が見込めないのであれば、整備せずに無料で利用できたほうが良かったのではないか
7.設置目的が渋滞緩和と路上駐車防止であるのに改善されていないが、どのように考えているのか
8.函館山ふれあいセンター駐車場が混雑しているため、当駐車場を割引駐車場として利用できないか
市の回答
次のとおり回答します。
【1・2】 本施設に係る指定管理者への委託料には、繁忙時に混雑する周辺道路への警備員の配置に係る費用も含め算定しているところであり、その積算にあたっては本施設を管理・維持するために必要な駐車券等の消耗品費や光熱費等の経費を計上するとともに、人件費についてもその職制や業務内容に応じ算定しております。
【3】 有料化以前から管理業務を民間事業者に委託しております。
【4】 指定管理者制度を導入するにあたって、より効率的な業務の実施を見込めるとして、同地区内にある元町観光駐車場の指定管理者と同一管理としたものであり、令和4年度からは、公募により選定した指定管理者に委託しております。
【5・6】 本施設はこれまでの路面の剥離や出入口の急勾配等により運用上支障が生じていた状況を改善し、渋滞緩和や利便性の向上などを図るため、整備・有料化したもので、駐車料金により、その維持管理費等の一部を負担いただいているものであります。なお、その料金設定については、他の公共施設間との整合性や民業圧迫を避けるために近隣の民間駐車場の料金などを考慮し、かつ利用者が許容可能な金額として設定しているため、公共施設として、駐車料金のみで一施設単独の収支判断は難しいものと考えております。
【7】 本施設については、GW等の大型連休に警備員を増員するなど、周辺の渋滞を緩和するため、警備業者や近隣の関連企業と協議しながら、状況に応じて入出庫誘導を実施しています。また、周辺での路上駐車等につきましては、警察に適切な取り締まりを行っていただくなど、連携を図っているところでございます。
【8】 函館山ふれあいセンターの施設利用者や登山客などに対する使用料の減免は、利用承認の難しさなどから、導入は難しいものと考えておりますが、今後は、函館山ふれあいセンター駐車場などの近隣の駐車場関係者と連携を図り、周辺駐車場の周知強化を行うなど、混雑緩和に取り組んでいきたいと考えております。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
観光部観光企画課(21-3327)
回答年月日
令和4年6月7日