公開日 2021年11月12日
回答
受付年月日
令和3年11月5日
ご意見等要旨
高齢者が大ホールの満席に近い全席指定の中で,自分の席に着くまで,横列で中程にある座席の人は辿り着くのが大変である。座席が全て前席との間隔が狭すぎる。高齢者は年を重ねる毎に全ての身体の機能が低下して,真っ直ぐ歩けない。平衡感覚を保てない。足があまり上がらない。耳・視力の低下等々,動作面の条件下で自分の座席に着くには更に精神的な負担も加わり,他人にぶつからない様に,他人の足を踏まない様にと横向き(不安全動作)で歩かなければならない。開演中でもトイレや途中退席でも同様の苦労がある。また,高齢者は腰痛症の悪化や足を挫く等の要因にもなる。
道南最大の都市函館だから全てに勝る様にと大ホールも規模を最大限に背伸びして固定席を1,370席と誇示し,逆に窮屈にしているのが大きな要因だと思います。耐震化工事も完了した昨今,当市も人口減少,高齢化社会へと進行する中で,この大ホールも高齢化社会に対応した安全と安心の場とし,今後も文化活動の拠点が衰退しないよう市議会の場でも議論されて欲しい。私の小さな声が高齢者の大きな声にも成っている事を充分理解され,大ホール座席の改善を願望します。
市の回答
横列の中程にある座席にお座りの際はご不便をおかけしておりますが,座席前後の間隔につきましては,建物の面積や構造上の制約もあり,これ以上すぐに広げることは難しく,また,現在の座席数を必要とする利用者もいらっしゃることから,座席数の変更も難しいところであります。
なお,今回の耐震等改修工事に併せ,車椅子の通行に支障のあるレンガ床の改善,大ホール側2階席へのエレベーターの設置,多機能トイレの設置など,施設のバリアフリー化を図ったところであります。
今後とも多くの皆様にご利用いただけるよう施設の管理・運営に努めてまいりますので,ご理解いただきますようお願いいたします。
回答区分
説明
担当部課名(電話番号)
教育委員会生涯学習部生涯学習文化課(21-3464)
回答年月日
令和3年11月12日