公開日 2021年05月24日
回答
受付年月日
令和3年5月18日
ご意見等要旨
「市民の声」を拝読していると、なるほどと感心する物が多々ある。
しかし、最近、SNS等では、「市民の声」について批判的、揶揄的な書き込みを見かけることがある。曰く、「廃止するとまでは言わないが意味はない」「議員に請願・陳情するべき」「現状を見ていない」「私財を擲てばいい」等。また、投稿者に対しての揚げ足取り、悪口雑言、罵詈讒謗、誹謗中傷、侮辱、揶揄を見かけることもある。確かに、「投稿者~」についてのくだりは、個人のネチケット、マナー、モラルの問題であるため、とやかくは言わない。しかし、「市民の声」は廃止するべき制度ではなく、意味のある制度であり、今後も継続するべきである。
「市民の声」は、市民の生の声を市役所に届ける制度であり、誰でも気軽に利用できる制度である。また、一市民として勉強になる。
更に、移動市長室は廃止され、タウントーキングは団体専用で個人は参加できない、パブリックコメントは限られた事案しか実施されない、となると、「市民の声」しか市役所に意見を述べる方法がない。「市民の声」は廃止するべきではなく、今後も継続するべき制度である。
作家の山口瞳さんは、「生の声に聴け!」というサントリーのエッセイ広告を書いている。市政に必要なのは、生の声に聴く姿勢である。もちろん、全ての意見が正しい、全ての意見が実現されるとは思っていないが、市民の声は政策決定や調査に必要だと思う。
今後も継続して欲しいと同時に、市民の声をまとめた冊子を発行して欲しい。
市の回答
「市民の声」は、市民の皆様から、市政に対するご意見等を伺うことのできる貴重な機会ともなりますことから、広報広聴課としても必要な制度であると考えているため、今後も継続してまりいたいと考えております。
また、「市民の声」は、受付実績や内容区分別の件数を毎年「市政はこだて」で公表しているほか、市ホームページでは、回答のほか対応状況等も随時更新しております。
なお、冊子の発行につきましては予定しておりません。
回答区分
参考意見
担当部課名(電話番号)
企画部広報広聴課(21-3630)
回答年月日
令和3年5月21日