公開日 2022年12月01日
更新日 2023年05月18日
回答
受付年月日
令和2年6月30日
ご意見等要旨
函館市は四方を海に囲まれている都市です。
市の中心部の函館駅前付近の海抜はわずか1m~3mの低さです。これでは津波は防げません。報道によると、函館市を襲う津波の高さは9.5mに達すると書いてありました。これを防ぐには10m以上の高さの防潮堤が必要です。また、避難ビルの建立も必要です。
函館市は平地が多く、高台はありません。かつて大津波が襲った三陸海岸を手本として、10m以上の防潮堤を作ってください。そうしないと、20万人以上の市民を助けることはできません。
市の回答
本市におきましては、国、北海道の方針に基づき、比較的頻度の高い一定程度の津波に対しては、国や北海道が護岸などの海岸保全施設等の整備を進めており、最大クラスの津波に対しては、住民避難を軸として対策を進めることとしております。
現在は、平成24年6月に北海道が示した最大クラスの津波浸水予測における浸水区域、浸水深などを基に策定した、函館市津波避難計画に基づき、津波避難ビルなどの指定緊急避難場所の指定やハザードマップの作成などの対策を講じているところであります。
このような中、本年4月、国において、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデルの概要報告が発表され、本市の沿岸最大水位が9.5mに達するなど、一部の数値が示されたところでありますが、今後、北海道が浸水区域などの詳細な想定を行う予定となっておりますので、それを踏まえて、必要な津波対策に取り組んでまいりたいと考えております。
回答区分
検討中
担当部課名(電話番号)
総務部防災担当(21-3659)
回答年月日
令和2年7月16日
対応状況
令和3年7月に北海道が新たな津波浸水想定を公表したことを受け、市では津波避難ビルの指定を進めるとともに、令和4年7月に津波避難計画を改訂し、9月には新たな津波ハザードマップを作成したところであり、今後においても、最大規模の津波に対しては、地域住民の避難を軸に対策を進めていく。
更新年月日
令和4年12月26日
対応後回答区分
参考意見