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函館市の修学旅行について

公開日 2020年02月06日

更新日 2020年03月17日

回答

受付月日

令和2年1月27日

ご意見等要旨

長年函館市の修学旅行は、小学校は青森、中学校は岩手となっているようです。昨年の市議会の代表質問で議員が、今年完成するウポポイへの修学旅行は考えていないかとの質問があり、答弁の中で教育委員会は、「函館は南の方で北の方へは考えていない」という内容の発言をしています。北海道の子ども達は個人旅行で行くと想定しているかと思いますが、歴史、人権などの教育から修学旅行での訪問が適していると考えます。今一度再検討してみてはどうですか。また、道外へ行く理由も加えて回答してください。

市の回答

市立小・中学校の修学旅行は、教育委員会として、児童生徒に生きる力をはぐくむ観点や教育課程の適切な編成・実施の観点から踏まえるべき基本的な考え方を定め、日数については、小学校は1泊2日以内、中学校は3泊4日以内とすることとし、また、旅行の範囲については、児童生徒の疲労や保護者の経済的負担等に配慮し、各学校において適切に定めることとしており、具体的な行き先は各学校において決定しているところであります。

今年4月に白老町に開設されるウポポイ(民族共生象徴空間)は、学習資源が豊富に整備され、学校の教育活動を支援する体制が整えられていることから、小・中学校の児童生徒にとって、アイヌの人たちの歴史や文化等の理解の促進に役立つものと認識しております。

こうしたことから、教育委員会では、これまで校長会においてウポポイの職員による施設の活用についての説明の場を設定したり、旅行会社が作成した修学旅行のモデルプランを提示するなどの周知を図ってきたところでございます。

教育委員会では、道央方面への修学旅行を禁止したり否定しているものではありませんが、各学校では、日数や児童生徒の疲労、経済的な負担等に配慮して日程やルート等を定める必要があり、また、これまで北海道新幹線を利用して東北地方を訪れることが定着しており、その積み重ねによって青森市との交流が着実に成果を上げていることもあることから、各学校がウポポイの方面に修学旅行先を変更することは現時点では難しいのではないかと考えております。

担当部課名

教育委員会学校教育部教育指導課

 

 回答月日

令和2年2月6日

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630