公開日 2019年12月10日
回答
受付月日
令和元年11月25日
ご意見等要旨
令和2年度札幌市電の上下分離式が報道されているところであります。
公務員の高賃金の運転士が必要かどうかこの機会に改めて検討していただきたいと思います。
公共交通部会があると聞いていますので、その場で議題として出して、民営化の賛否について検討していただき、公開してほしいと考えています。
現状、函館バスも平行して走るなど、公共交通の非効率的な運用が目につきます。
民営化の相手方にタクシーやバス協会等を含んだ団体を選出して、重複路線の解消や乗り付け乗り換えのしやすさを求めて欲しいと考えています。
市の回答
札幌市の上下分離については、路面電車の維持・活性化のため、軌道運送高度化計画を策定し、札幌市が路線のループ化、軌道設備の改修や低床車両の導入、工場の改修などを行い、そのうえで(一財)札幌市交通事業振興公社に運行などの委託を実施するものであります。
電車事業の経営形態の見直しについては、安全運行などに高度なノウハウが必要になることから、本市においては民間事業者への運行委託を行うことは、相当高いハードルがあると考えております。
したがいまして、函館市交通事業経営ビジョンに基づき、効率的な事業運営を行い引き続き企業局において、経営していくことが現実的な対応だと考えております。
なお、本市では本町交差点付近から函館駅前に向かって多くのバス路線が集中し、市電とも路線が重複する状況となっておりますが、現在、バス事業者と協議のうえ、都市構造や収支バランスに配慮しながら交通結節機能の強化を図るなど、他の交通機関と連携した効率的でわかりやすいバス路線網への再編を進めているところであります。
担当部課名
企業局交通部事業課、企画部計画推進室政策推進課
回答月日
令和元年12月10日