公開日 2019年11月28日
更新日 2019年12月02日
回答
受付月日
令和元年11月15日
ご意見等要旨
私共は薪がバイオマスエネルギーそのものであり、市民一人一人が直接SDGs(持続可能な開発目標)に貢献できるもっとも身近な再生可能エネルギーであると考えております。
ついては、函館市も公共の場で薪ストーブを設置し、SDGsの普及に力を尽くして頂きたいと存じます。
是非、市民一人一人が自ら再生可能エネルギーであり、バイオマスエネルギーである薪を利用するように働きかけて頂きたいと思います。
尚、この事は賛否両論ある原子力発電所建設の抑制にもつながり、函館市長のお考えにも合致するものと考えます。
市の回答
この度は、貴重なご意見をくださいましてありがとうございます。
函館市では、これまで公共施設の新設や改修に合わせて太陽光発電システムをはじめとした再生可能エネルギー設備の導入に取り組んでまいりましたが、民間事業者が行う大規模地熱発電等の取り組みに対しても、国や道のエネルギー政策や産業政策の動向を注視しながら、情報提供などを通じて支援してきたところでございます。
このような中、公共の場における薪ストーブを活用したSDGsの普及についてご提言いただきましたが、本市では、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に基づき、平成24年8月に「函館市地域材利用推進方針」を策定し、そのなかで、公共建築物における地域材(道内で生産・加工された木材)の利用に加え、森林バイオマスとしての地域材の利用促進を図ることとしておりますが、森林バイオマスを燃料として活用するためには、多くの公共施設において暖房器具の更新が必要となること、また、燃料の安定供給体制が整っていないことから、普及していないのが現状です。
市といたしましても、再生可能エネルギーの重要性は認識しておりますので、森林バイオマス等の有効活用について、今後も検討してまいりたいと考えております。
担当部課名
経済部工業振興課・農林水産部農林整備課
回答月日
令和元年11月28日