公開日 2019年08月27日
更新日 2019年08月28日
回答
受付月日
令和元年8月2日
ご意見等要旨
現在北海道も含め全国的に記録的な猛暑です。昨年も猛暑で、熱中症が相次ぎました。もうすぐ2学期が始まりますが、小中学校への冷房設備の設置については未だに動きがありません。
昨年の猛暑で、亡くなった小学生もいます。政府は学校への冷房設備の設置を進めるとしていましたが、函館市は未だに『検討中』ですか?学校の教室の環境をご存知なのでしょうか?
いくら窓を開けて、水筒を持参して水分を補給しても、室温が30度以上ある中で、落ち着いて勉強などできません。熱中症に注意しろと言われても、無理があります。
以前こちらの市民の声で同じような事を書かれた方がいましたが、そちらの回答には、調査検討するような趣旨が書かれていましたが、調査してますか?小中学校の教室環境を本当にご存知ですか?
役場や各施設には冷房が完備されていますね。先日どこかの市の施設にも冷房が導入されたと聞きました。そっちが先ですか?子どもたちの命を守るために必要だとは思っていないのでしょうか?実際だれか死人が出なければ動かないのかもしれませんね。
財政的に厳しいのはわかりますが、数年かけてでも導入を進めるべきかと思います。扇風機など大量に設置するぐらいは努力してほしいですね。
今後の市の動きはどうなるのでしょうか?実際に調査してますか?市長が学校に来て現状を確認はされないのでしょうか?こちらの内容を公開して回答も公開してほしいです。私に直接回答は必要ありません。
市の回答
小中学校の冷房設備につきましては、文部科学省が公表している「空調(冷房)設備設置状況(普通教室)」によりますと、北海道の小中学校は、平成30年9月1日現在の設置率が0.3%となっております。
本市の小中学校では、普通教室に冷房設備を設置しておりませんが、ご指摘の扇風機については、約67%の普通教室に設置しているところであり、各学校においては、扇風機の活用のほか、換気や水筒の持参によるこまめな水分補給、適度な休憩、活動時の服装の配慮などの熱中症の予防対策を講じているところです。
一方、本市の学校施設は、建築後40年以上経過している建物が約4割あり、老朽化が進んでいることから、校舎や屋内運動場の耐震補強工事や外壁改修工事、さらには冬期間の安定した暖房を確保するための暖房設備改修工事など、地震防災対策工事や老朽化対策工事を優先的に進めているところです。
このようなことから、今後におきましても、引き続き熱中症の予防に取り組むほか、普通教室への扇風機の設置を進めることとし、冷房設備の設置につきましては、気象状況や市の財政状況などを勘案しながら、必要に応じて検討してまいりたいと考えております。
担当部課名
教育委員会生涯学習部施設課
回答月日
令和元年8月27日