公開日 2019年08月08日
更新日 2019年08月14日
回答
受付月日
令和元年7月31日
ご意見等要旨
現在、函館には函館市電・道南いさりび鉄道・JR北海道の3種の鉄道が走っています。
この内の函館市電と函館バスにおいては、nimocaを始めとした交通系ICカードを導入していると聞きます。JR北海道は札幌近郊ではKitacaを導入していますが、函館近郊では採用していません。JR北海道より分離した道南いさりび鉄道も同じです。市民や観光客の利便性を高める為には、両社に交通系ICカードの導入を求めるべきだと私は考えます。
ご返答いただければ幸いです。
市の回答
交通系ICカードシステムの導入につきましては、北海道新幹線開業により観光客の大幅な増加が見込まれ、利用者の利便性向上にもつながるものでありますことから、平成27年度と平成28年度に、JR北海道に対し、函館市も構成員である官民連携組織の「北海道新幹線新函館開業対策推進機構」として導入について要望してきたところでございます。
JR北海道からは、導入には高額な費用が発生することから、実現は難しいとお聞きしているところでありますが、市といたしましては、これまでもJR北海道に対し、随時、利用者からのご要望をお伝えしてきており、今後もさまざまな利用者の動向を踏まえ、利用者の利便性や快適性、安全性の向上が図られるよう、働きかけてまいりたいと考えております。
また、道南いさりび鉄道につきましては、平成26年7月に北海道と北斗市、函館市、木古内町で構成する協議会で決定した経営計画において、開業後10年間の収支不足に対し、北海道と沿線市町の実績負担額を23億円程度と見込んでいるなど、開業当初から厳しい経営が想定されていることから、経営計画上でも導入が想定されていないICカードシステムに関する新たな設備投資は困難と考えております。
担当部課名
企画部計画推進室政策推進課
回答月日
令和元年8月8日