公開日 2019年08月01日
回答
受付月日
令和元年7月17日
ご意見等要旨
4月7日に執行された「北海道知事選挙」において,職員の事務の過ちにより投票が適切に行われず,選挙への信頼を著しく低下させたことへ,どのような処分を行い,責任の所在を明らかにしたかを教えてほしい。
4月7日の前に住民異動の届出を行った選挙人が,資格が喪失しているので選挙できないと選管から回答があったが,選挙当日は北海道内に居住しており,選挙できるはずである,選管職員の判断がこれでは情けない。
7月21日に執行される国政選挙では,従事する職員の方々に真剣に取り組んでいただきたい。間違った対応が,懲戒処分されるくらいの危機感をもって従事していただきたい。選挙管理委員会ではどのような対応を行うのか。
市の回答
4月7日の北海道知事選挙での不適切事案につきましては,事案の発生後,各投票管理者から顛末書を提出させ,投票管理者および事務従事者に対し口頭で厳重注意をしたところであり,点字投票用紙の誤った交付につきましては,選挙人に対し,投票管理者から状況説明し,お詫びをいたしました。
このようなことから,選挙管理委員会事務局では再発防止のため,事務従事者に対し緊急の事務説明会を開催し,確実な名簿対照の実施と正確な投票用紙の交付,投票者数と投票用紙の残数の突合を徹底するよう注意喚起を行いました。
また,選挙管理委員会に対し事案の詳細を報告,陳謝し,委員からは選挙の執行管理には万全を期すよう指導があり,事務局長および選挙課長が厳重注意を受けたところであります。
なお,4月7日のご指摘の事案につきましては,事実関係を調査したところ,詳細な内容については確認できませんでしたが,ご指摘については選挙管理委員会としても重要な案件であると考えており,7月21日の参議院議員選挙に向けて,投票事務における名簿対照の重要性など選挙事務の基本をあらためて周知徹底し,従事する職員のすべてが,選挙事務に対する真剣味と危機感をもって臨むよう指導するとともに,選挙管理委員会事務局の職員についても,専門的知識の正しい習得に努めてまいりたいと考えております。
担当部課名
選挙管理委員会事務局選挙課
回答月日
令和元年8月1日