受付月日

令和元年6月18日

ご意見等要旨

観光地、まして自衛隊基地直近の金森倉庫街で開催されるコスプレイベントで、軍装が野放しになっているどころか主催側が軍装している状態ですが、規制どころか函館市が後援しているのはどのような理由ですか。

本物と見間違う銃器ですら持ち歩くとき隠せとの記述だけで撮影時は使用できるようです。参加無料のイベントでもあり、参加者の登録なども無いようです。コスプレのふりをして本物の銃器を持ち込んだテロなどの恐れもあると思います。

公式サイトに掲載されている過去イベントの写真を見ても、警官の姿をした男性の写真などがあります。洞爺湖イベントなどの成功例を見て後援したのかと思いますが、洞爺湖はもちろん軍装、銃器への規制があります。

ポップカルチャーでの町おこしを期待するのはよいですが、治安に不安をもたらすものでは困ります。軍装、銃器への明確な規制が行えないのであれば、少なくとも明確に参加者を登録し、同好の人だけで楽しめる特定の会場内で開催すべきであり、オープンな市街地で行ってよいものではないと思います。

きちんとした軍装や銃器規制の実施を求めるべきですし、規制がなされないなら後援しないのはもちろんのことイベント開催を止める必要もあるかと思います。

市として対応が難しいようであれば警察への通報も検討します。

市の回答

主催者に確認しましたところ、軍装については、ナチスドイツの軍服など、思想・政治的な色合いが強いものについては禁止しているほか、米軍や自衛官、警察官の制服など軽犯罪法に抵触する可能性のあるものも禁止しており、また、銃器に関しましては、発射口をテープで塞ぎ、外部から見て判別できるよう指示しており、主催者が会場巡回にて確認も行い、周辺の利用客等に配慮し、移動時にはケースに入れて持ち歩くよう指示しているとお聞きしております。

参加者のエントリーについては、洞爺湖町のイベント同様、受付などを設けて参加者を把握することはしていませんが、イベントの実施に際しては、函館西警察署や函館方面本部に届出を行い承認を得ているほか、当日はスタッフに加え、警察官による随時の巡回も依頼していると伺っております。

教育委員会としましては、文化振興を目的としたイベントとして名義後援を承認しておりますが、この度のご意見を主催者にお伝えし、市民の皆様が安心できるよう、参加者への規制の周知徹底や巡回の充実などの対応を要請してまいりたいと考えております。

担当部課名

教育委員会生涯学習部生涯学習文化課

回答月日

令和元年7月1日