公開日 2019年06月28日
更新日 2019年07月01日
回答
受付月日
令和元年6月12日
ご意見等要旨
函館市内には児童館が27ヶ所あります。児童館は小学生が放課後に行ける場所として利用されております。無料です。
しかし、児童館のない地域では放課後児童クラブ(通称学童)に行かなければなりません。両親が働いており、放課後過ごす場所がないからです。
この児童クラブは民間の運営で、利用料がかかります。高い所でおやつ代を含めて1か月で14,500円かかります。市の補助が1か月2,000円あるので,12,500円です。最も安い所は月おやつ代を含めて12,000円です。児童館のように無料ではありません。育児にかかる費用が増大しております。
なお、児童クラブ(学童)に対して市からの補助金は、民間委託料として年間1ヶ所につき1,000万円位の補助金を出しています。市内に58ヶ所ある児童クラブの合計は、年間5億8千万円に上ります。これでは学童クラブは民間業者の商売ではないでしょうか。
これを減額して国民健康保険料の減額に用いてほしいと思います。
ぜひ無料の児童館を増やしてほしいと願います。
市の回答
放課後児童クラブ(学童保育)は、昼間保護者が家庭にいない小学生に対し、家庭に代わる生活の場を提供し、適切な遊びや指導を通して子どもの健全育成を図る事業であり、一方で、児童館は、0歳から18歳未満の全ての子どもを対象として、児童厚生員の指導の下、健全な遊びを提供する施設です。
放課後児童クラブおよび児童館は、どちらも放課後の子どもの安全・安心な居場所としての役割を担っておりますが、それぞれ利用児童の生活状況に応じて、その果たす役割や形態などに違いがあります。
なお、児童館の整備につきましては、函館市児童館整備計画に基づき、全市的な均衡を図りながら整備を完了したところであり、今後、児童館の施設数を増やす予定はありませんので、ご理解願います。
担当部課名
子ども未来部次世代育成課
回答月日
令和元年6月28日