公開日 2019年05月15日
更新日 2019年05月29日
回答
受付月日
平成31年4月22日
ご意見等要旨
『ペットの墓を用意出来無いならペットを飼うな』という様な事を書かれている市民の声も読みました。
価値観は人それぞれなので個人で思う分には結構ですが、人間でも経済的理由等から個人の墓を所有していない方もおられますよね?
ペットを『買』った方には墓まで用意しろと言いたくなるのは分かりますが、里親となり引き取ったという飼い主の方も多いですし、函館市内の就業や求人、賃金等の状況をただの一市民として見ていると、ペットを飼育している家庭は必ずしもお墓まで用意できる程経済的に余裕がある方ばかりではないと思うのですが、
①市が犬猫等の譲渡を行う際、『譲渡するペットの墓を用意出来るか』も審査しているのでしょうか?
抑留所の墓を新しく建立する事は民間圧迫の可能性があるという様な事も回答されていましたが、現状函館市内にはそれほど多数の業者はありませんよね?
市税を投入してお墓を新たに建立する事は難しいのなら、
②クラウドファンディングでも寄付でも募り、現在の場所が無理なら別の場所に移設する等の検討さえして貰えないのでしょうか?
市民の何%の声が必要ですか?署名が集まっても新たな市営のお墓は無理なのですか?そう思う人間らが勝手に募って勝手に土地を用意し、勝手に建てろ、という事でしょうか?
ご回答をお願い致します。
市の回答
①本市では、ペットの墓を用意できるかについて、譲渡する審査の対象とはしておりません。
②抑留所敷地内の犬魂碑につきましては、抑留所で殺処分した犬の“みたま"を慰霊するため、昭和63年に建立したものですが、その後、殺処分した犬や猫以外のペットの死体についてもペットの飼い主の希望を受け入れ、犬抑留所で焼却をし、焼骨の一部を犬魂碑に納めてきたところです。しかしながら、市がペットの犬や猫の焼骨を埋葬し供養まで行うことについては、ペットをめぐる社会情勢や焼骨を納めるスペースがなくなったことなどを総合的に勘案した結果、平成28年4月から犬魂碑に焼骨を納めない取り扱いとしたところです。
なお、ほとんどの中核市が本市と同様に最終処分場に搬入している状況であり、本市においても改めて焼骨を納める場所を建立することは考えておりません。
担当部課名
保健所生活衛生課
回答月日
令和元年5月15日