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再度 市の新たなごみ処理施設について

公開日 2019年04月08日

更新日 2019年04月09日

回答

受付月日

平成31年3月25日

ご意見等要旨

本年3月10日私が送った市の新しいごみ処理施設についての意見について、再度意見を述べたい。 

香川県三豊市で実践しているトンネルコンポスト方式のごみ処理施設は、焼却型ごみ処理施設と比べ環境に優しく、圧倒的に初期費用は安く、運営費も安価でたいへん優れた方式のように思える。 

これだけ導入経費が激減でき、環境保全という面でも有利なトンネルコンポスト方式を、これまで事故を起こしたりしたRDF製造方式と混同し、正確にトンネルコンポスト方式を理解できていないままに拒否するのは、市の姿勢として柔軟性がなさすぎるのではないだろうか。 

市の新たなごみ処理施設建設計画は、これからでも遅くないので、旧来の焼却方式に固執するのではなく、最も当市にふさわしい、経済的で安全で環境に優しい方式を採用するようにしてもらいたいと考える。

市の回答

処理方式の選定にあたりましては、「ごみを安全かつ安定的に処理できる施設」、「適切な環境保全対策を講じた施設」、「資源の循環とエネルギーの有効利用に優れた施設」、「経済性に優れた施設」の4つの視点から評価したところであり、とりわけ、「ごみを安全かつ安定的に処理できる施設」は、ごみ処理において、最優先すべきものと考えております。 

ご意見いただきました、トンネルコンポスト方式は、国内事例が香川県三豊市の一例しかなく、さらに、本市とは施設規模等に相当な違いがありますことから、「ごみを安全かつ安定的に処理できる施設」として判断するためには、十分な検証が必要になるものでございます。 

なお、一般的に廃棄物固形燃料化施設を整備する場合、その固形燃料は、市場価値が低く需要が少ないことから、例えば製紙工場等の利用先を確保したうえで、検討が進められるものとお聞きしておりますが、本市のごみ量から考えますと、相当量の固形燃料の製造が見込まれ、供給先の確保は大きな課題となってまいります。仮に、製造した固形燃料の供給先が確保できない場合には、他都市や民間施設に有料で処理委託するか、埋立処分せざるを得ない状況となります。 

また、トンネルコンポスト方式では、一定の面積をもった敷地が必要となりますので、三豊市の事例を本市に当てはめてみた場合、約4万2千㎡もの広大な敷地が必要となりますが、本市において適地を見つけることは非常に難しいものと考えられるところでございます。 

これらのことを総体的に勘案した場合、本市においての導入は難しいものと考えております。

担当部課名

環境部日乃出クリーンセンタ—施設整備担当

 

回答月日

平成31年4月8日

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630