公開日 2019年02月06日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成31年1月16日
ご意見等要旨
JR東日本が5年程度で盛岡−新青森間の速度を時速260㎞から320㎞へ引き上げる検討をしている記事を読み、その中で北海道新幹線の利用状況の苦戦の理由として、速度向上で東京−新函館北斗間が3時間50分になっても、はこだてライナーで函館に来るには20分程度かかり、結局4時間を超えてしまうことがネックとなり、利用者が市内から近い空路に流れやすい傾向やフェリーも好調である旨が書かれていた。このような危機的状況の中でJR北海道はこのままでいいのか。
北海道新幹線の速度向上は、青函トンネルがあるため、当面は根本的解決ができないと思うが、まずは在来線の改良を検討できないか。
例えば、現在単線区間である新函館北斗−七飯間を複線化することにより、現在七飯駅で通過待ち待機をしている列車の時間短縮を図れる等、はこだてライナーの根本的な利便性の向上および時間短縮は図れないか。
財政的に厳しいかもしれないが、2017年度も北海道新幹線は98億円の営業赤字を計上し、このままでは赤字が膨らんでいくだけではないのか非常に心配である。そのため、はこだてライナーの利便性と速度向上の件の検討を函館市としてJR北海道に要望してほしい。
市の回答
この度は、貴重なご意見ありがとうございます。
北海道新幹線の利用促進にとって、東京−新函館北斗間の所要時間が短縮されることは、非常に重要であり、それと同時に函館へのアクセスの充実も利用者の利便性の向上のために一体として考えなければならないものと認識しております。
はこだてライナーは、北海道新幹線の開業に合わせて運行を開始し、1日16往復で全ての新幹線と接続し、利用者の利便性を確保するほか、運行区間の電化と快速運行により、開業前と比べると所要時間が10分程度短縮され、函館へのアクセスの向上が図られています。
はこだてライナーの運行時間の更なる短縮については、安全に配慮した運行管理および設備状況を考慮すると難しいものではありますが、利便性の向上に向けて、この度いただいたご意見をJR北海道にもお伝えしてまいります。
担当部課名
企画部計画推進室政策推進課
回答月日
平成31年2月6日