公開日 2018年11月09日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成30年11月5日
ご意見等要旨
最近、新聞でも水増し問題として話題になっていますが、函館市はそういう事はないものと思っております。でも、障がい者の等級でも軽度な方ばかりの採用で、雇用というものは、採用するにしても差別をしてはならないと思うのです。以前、障がい者の採用条件を拝見すると、「自分で通勤出来る事」などと書かれていますが、障がい者を理解していない方の考え方つまり、健常者の考え方というものだと思いますね。
明らかにこういう条件も気持ちは理解できない訳ではないのですが、障がい者を雇用すると言う事を理解していない差別的な文言と言えると思います。
彼らも等級によって、若さなどでも採用されているようですが、彼らの仕事ぶりを実際に福祉の現場を知らない人が、採用者なのが問題だと思うのです。もっと、現場を見てみることから、彼らの前向きさや作業への取り組み方にも理解を示すべきだと思います。
国の補助金に頼ってばかりいて、何も考えない採用者では、今後も採用されないと思われる障がい者に顔向けできないと思うのです。
もっと、彼らを評価できる方が、採用する人であって欲しいと願っております。
市の回答
本市の身体障がい者を対象とした一般事務の職員採用試験におきましては、他の地方公共団体等の先行事例を参考に、「自力で通勤できること」や「介護者なしで事務職員としての職務の遂行が可能なこと」などの要件を受験資格として設けてきたところでありますが、障害者の雇用の促進等に関する法律の趣旨を踏まえ、このような条件は不適切であると判断し、今後実施する採用試験から削除する方向で見直すこととしております。
また、採用にあたりましては、障がいの等級や年齢にかかわらず、競争試験による能力の実証に基づき、公平公正に行っております。
担当部課名
総務部人事課
回答月日
平成30年11月9日