公開日 2018年09月25日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成30年8月30日
ご意見等要
1. 東浜桟橋は現在立入り禁止となっているが,ここは撮影スポットになっていたため復旧することを要望する。また,同桟橋の下は波が打ち寄せる場所(渚)であるが,その場所にふさわしく ない角張った石や瀬戸物の欠片などの異物が存在し,不自然な状態になっているため,それらを除去し,きれいにすることを要望する。
2. 末広町の西波止場海鮮市場から東浜桟橋までの海側の歩道の道 幅が狭く,また,歩道の中央付近に交通標識が設置されていることもあって,目の不自由な方々が介助者や介助犬を伴って通行することが困難な状況にあるため,歩道の整備も含めて検討して欲しい。
3. 北海道第一歩の地のモニュメント「しろくま」は長年手入れがされていないようで,黒ずんでいるため,洗うか塗装するなどの対策が必要と思う。また,敷地のコンクリートの縁石が落下したり,浮いたり,船の係留ロープがぶら下がっているため,整備が必要と思う。
4. 緑の島は現在,朝9時開門となっているが,市民・観光客の散策・ジョギングなどに活用できることから早朝も開放し,また,冬期間もそり遊びなど観光にも活用すべきと思う。また,船舶係留者が散策歩道に自動車を乗り入れているが,敷石に亀裂が生じるなどしているため,禁止していただきたい。
5. 緑の島のツインシティ赤い絆のモニュメントの説明が裏側にあるが,通路側から見えないために分かりにくい上,背の高い雑草が周辺を覆っているために裏側に回ることが困難となっているので,移設等の改善を要望する。
6. 金森赤レンガ倉庫群の海側歩道に設置されている写真脚は観光客が良く利用しているが,写真脚の説明に記載されいてる立ち位置を示す「足のマーク」が地面から消えてしまっている。折角の親切な配慮なので,再現してほしい。
7. 崩壊家屋の固定資産税について,徴収漏れが発生しているのではないかと疑問に感じているため,発生している場合,累積額を公表してほしい。また,歩道に残骸がはみ出しているところもあるため,道路管理者として対処してほしい。
市の回答
1. 当該地区は,函館港発祥の地として歴史的建造物が数多く散在し,景観の優れた地区として,多くの市民や観光客に親しまれている場所であることから,現在,この桟橋を含め海側の一帯を周辺の景観と調和のとれた緑地として整備を進めております。東浜桟橋につきましては,老朽化により危険な状況となっていたため,市民や観光客の安全を最優先し,平成28年4月から立ち入り制限を行っているものですが,現在行っている整備におきまして,桟橋は,架け替えを計画しており,完成後は立ち入り制限を解除いたします。架け替えは,現在の場所において,市民や観光客に親しまれている現在のイメージを踏襲する形状で計画しており,平成31年度中の完成を目指しております。また,桟橋下の異物については,一連の緑地整備に伴い改修を行う護岸(陸域を守るためにある海との境にある壁)工事の際に掘り下げる必要があるため,除去することとなります。
2. 緑地整備にあたって,一般的な安全対策として工事区域を鋼板で囲っております。この整備は平成31年度中の完成を目指しており,それまでの間は,市民や観光客の皆さまのご理解をいただきながら工事を進めてまいります。また,この緑地整備に合わせ,新たに歩道を含めた道路につきましても整備を進める予定であり,交通標識の設置位置につきましては,今後の関係機関との協議のなかで調整していきたいと考えております。(港湾空港部港湾課)
3. 現在,「しろくま」のモニュメントがある末広地区は,上記のとおり緑地整備を行っているところでございまして,その緑地整備期間に合わせまして,モニュメントや土台のレンガ等の補修につきましても,現在整備の検討をしているところでございます。(観光部観光企画課)
4. 緑の島の開門時間につきましては,平成6年の供用開始以来,午前9時としているところでございます。早朝解放した場合,管理業務委託先の検討と,それに伴う委託費の増など,現時点では難しいものと考えておりますが,市内の開園時間を設けている公園との整合も図りながら,今後検討してまいりたいと考えております。また,船舶係留者の歩道への車両の乗り入れについては,軽自動車で荷物や燃料の運搬を行う場合に限って走行を認めておりますので,ご理解いただきますようお願いいたします。なお,冬期間は,降雪により車両の入場は規制しているところではございますが,徒歩での入場,雪遊びは可能であります。(港湾空港部管理課)
5. 緑の島にある赤い絲モニュメントは,平成21年度の青函ツインシティ(双子都市)提携20周年の際に組織された赤い絲プロジェクト実行委員会が設置し,函館市が同実行委員会から寄附を受けたものです。設置から今年で9年を迎えますが,ご指摘のような状況にありますので,できることから改善に取り組みたいと思います。(企画部国際・地域交流課)
6. ご意見をいただきました写真脚は,平成8年に設置し,観光客の皆様にご利用いただいているところでございます。写真脚を設置しております末広1号線は,平成30年度に歩道の石畳舗装やブロック舗装等の美装化を予定しているところであり,当該写真脚の足マークの再整備につきましては,観光客の皆様により良く景観を楽しんでいただけるよう,当該美装化事業状況などを踏まえながら,検討していきたいと考えております。(観光部観光企画課)
7. 家屋等に係る固定資産税につきましては,家屋等が崩壊し住宅や事業の用に供することができないものは,課税客体として認定しないため,固定資産課税台帳等から抹消しており,課税されることはありません。なお,固定資産税については,毎年課税要件を確認する賦課期日(1月1日現在)の現況によって判定し,適正に課税・徴収しているものでございます。また,家屋等が倒壊し,歩道等にはみ出すなど,危険な場所がある場合,所管する道路管理者が家屋所有者に対し,撤去指導をするところであり,一時的に安全対策を講じる場合もあります。そのような場所があった場合は,市にご連絡くださいますようお願いいたします。(財務部税務室資産税担当・港湾空港部管理課)
担当部課名
港湾空港部港湾課,港湾空港部管理課,観光部観光企画課,企画部国際・地域交流課,財務部税務室資産税担当
回答月日
平成30年9月25日