公開日 2018年09月11日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成30年8月27日
ご意見等要旨
函館市では、JR北海道の利用促進について、どのような取り組みが行われているのか。JR北海道は全路線が赤字のようであり、積極的な利用促進が必要と考える。全国各地のさまざまな鉄道利用促進の取り組みを積極的に参考にしていただきたいと思う。
利用促進と同時に、設備更新の支援も重要と考える。JR北海道は、車両など設備の老朽化も深刻なようだが、国や北海道、各沿線自治体と連携し、支援を行っていただきたいと思う。
また、JR函館本線の函館~五稜郭間、および五稜郭~桔梗間への新駅の設置を提案する。当該区間は比較的駅間距離があり、沿線には住宅地が広がっているようだ。小規模でも駅を設置すれば、函館本線の利便性向上などに効果があると考えるので、JRと検討されてはどうか。
駅の設置や設備更新への支援には多額の費用がかかるので、国や北海道との協力、クラウドファンディング・ふるさと納税の活用なども、検討されてはどうか。
市の回答
この度は、貴重なご意見ありがとうございます。
当市においては、観光プロモーションを通じた全国からの誘客活動を継続的に実施しているほか、全市を挙げ、年間を通じてさまざまなイベントを楽しんでいただけるようなフェスティバルタウンとしての取り組みを進めるなど、JR北海道の利用者を含め、全体として当市を訪問する方が増えるよう各種施策を実施しているところです。
設備更新などのJR北海道への支援について、市といたしましては、現在のところ、直接的な支援は検討しておりませんが、JR北海道の経営状況の悪化に伴う鉄道事業の見直しにつきましては、北海道市長会として鉄道路線網の維持・存続に向け、国や道に対し、支援について要請しており、今後も北海道市長会を通じ、国や道に支援を働きかけてまいりたいと考えております。
また、JR函館線の函館市内における新駅設置につきましては、既存3駅の利用状況や函館市の将来的な人口減少に伴う利用客数の動向、さらには、当該区間が北海道新幹線札幌延伸時においてJR北海道から経営分離することなどを踏まえますと、現時点で非常に困難であるものと考えておりますが、この度いただいたご意見につきましては、JR北海道にもお伝えしてまいります。
担当部課名
企画部計画推進室政策推進課
回答月日
平成30年9月11日