受付月日

平成30年7月4日

ご意見等要旨

労働時間や賃金などの労働環境が改善すると、結婚等に必要な資金を貯めやすくなって少子化が改善したり、市外からの転入増加や市外への転出抑制につながり、函館市の人口が増加するのではないか。　

そのため、函館市内の労働環境を改善するために、函館市独自で「残業時間にさらに規制をかける」「違反した企業への罰則を強める」等の条例を作ってアピールしてはどうか。

市の回答

安心して子どもを産み育てられる環境や、子育て世代等が経済的にも安心して暮らせる雇用環境の整備は、人口減少対策として重要でありますので、ご意見がありましたように、労働時間や賃金などの労働環境が改善することは、望ましいことであると考えております。　

一方で、企業側に対して、他地域より厳しく労働時間等を規制することは、同一企業で、立地地域により労働時間や営業形態に違いが生じるなど、企業経営に与える影響も懸念されることから、なかなか難しいものと考えております。　

労働環境の整備に関しましては、現在、国において「働き方改革」に取り組んでおりますが、本市におきましても、ＩＴやＡＩなどの新技術の導入により、各企業の生産性の向上を図ることや、国や北海道の助成制度を周知することなどにより、長時間労働の是正や、有給休暇の取得促進といった労働環境の改善を図り、安心して住み続けることができるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

担当部課名

経済部雇用労政課

回答月日

平成30年7月13日