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市内の高層建築について

公開日 2018年04月17日

更新日 2019年02月27日

回答

受付月日

平成30年4月3日

ご意見等要旨

函館の観光を盛り立てて、活性化するのは歓迎すべきことであると思います。

しかし、現在建設中の高層ホテルの様子を見ると手放しでは喜べません。

10年ほど前、ラビスタ函館ベイの建設時も、大きな問題となったことを記憶している方も多いかと思います。

ともえ大橋は景観を損ねないように、周辺の建築物の高さ規制に合わせて造られたと聞いていますが、現在建設中のホテル群は橋の高さとは比較にならないほどの高層です。

函館山から見た景色にラビスタが突出して見えますが、今後こうした高層ビルは制限無く建設が進んでいくのでしょうか。

函館山から見下ろす景色だけでなく、市街地から函館山が見えたり横津岳が見えたりする景色は故郷の資産であると同時に観光資源でもあると思います。

いたずらに高層建築の建設許可を許すことはかえって函館観光の魅力をそぐことにもなりかねないと思います。

市はこうした高層建築に対する規制緩和を今後も継続していくつもりでしょうか。

何らかの歯止めを設ける予定はないのでしょうか。

 

市の回答

本市では、函館市都市景観条例に基づき、自然と歴史にはぐくまれた函館らしい都市景観の形成を目指し、各種施策に取り組んでおりまして、特に歴史的な町並みが残る西部地区約120haは、都市景観形成地域に指定し、建築物の高さを制限しております。

また、高さや面積が一定規模を超える大規模な建築物等は景観に大きな影響を与えるおそれがあることから、景観条例に基づき、市全域を対象とした大規模建築物等の建築行為の届出制度や専門的立場から技術的アドバイスを行う景観アドバイザー制度により景観誘導を図っているところであります。

なお、ご指摘の高層建築については、規制緩和により建てられているものではなく、建築物の高さは建築基準法令等により規制を受け、かつ、前述の大規模建築物等の建築行為の届出等により良好な都市景観を形成するよう誘導を図りながら、適正に建築されているものであります。

今後は、地域ごとの特性に応じた、より効果的な景観誘導の手法につきましても検討することとしておりますので、今回いただいたご意見を参考とさせていただきながら、函館の景観づくりに取り組んでまいりたいと考えております。

貴重なご意見ありがとうございました。

 

担当部課名

都市建設部まちづくり景観課

 

回答月日

平成30年4月17日

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630