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ゼネコン談合事件

公開日 2018年02月01日

更新日 2019年02月27日

回答

受付月日

平成30年1月23日

ご意見等要旨

昨年末より、ゼネコン大手4社による談合が報じられています。

大企業ですので函館市が発注する工事にも談合がなかったのか気になります。

問題が指摘されている4社は、現在進行中の工事(函館港整備など)、過去数年において完了した大型工事(アリーナなど)、および現在計画されている工事について関与していることはないのでしょうか。

あるとすれば受注額等について何らかの再調査は行われるのでしょうか。

また、これから行われる入札に関し4社に制限が設けられる予定はあるのでしょうか。

 

市の回答

函館市では、地元企業の育成と地域経済の活性化を図るため、市内に本店のある企業(市内本店業者)へ優先的に発注しており、建設工事においても、市内本店業者が施工可能なものは、原則、市内本店業者のみを対象として一般競争入札を執行しておりますことから、ゼネコン大手が入札に参加できる工事は、大型建築工事などの高い技術力が必要な一部の特殊工事に限られております。

ご意見のありました「ゼネコン大手4社による談合」につきましては、昨今の新聞報道等にあります「リニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件」のことと存じますが、当該ゼネコン大手4社の函館市における入札参加状況につきましては、過去10年以内に入札を行った建設工事において、函館市では該当工事が1件あり、当該ゼネコン業者は落札しておりませんでした。

函館市病院局では該当工事が1件あり、当該ゼネコン業者を含む共同企業体のみの応札により落札しております。

また、函館市企業局では該当工事が7件あり、そのうち1件で当該ゼネコン業者を含む共同企業体が落札しております。

これらの工事につきましては談合等の不正行為は無く、適正な入札が執行されておりますので再調査は行いません。

なお、当該ゼネコン大手4社に対する制限につきましては、東京地検特捜部と公正取引委員会の今後の捜査状況により、本市の入札から一定期間排除する「指名停止」の措置を講ずることが見込まれますが、現時点では新聞報道等や公正取引委員会の報道発表による情報収集に努めているところでございます。

 

担当部課名

財務部調度課

 

回答月日

平成30年2月1日

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630