公開日 2017年11月15日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成29年10月30日
ご意見等要旨
イカスニモカの登場によって市内の生活は便利になったが、問題点がある。
1.イカスニモカの定期券、一日乗車券がない。
2.市内にイカスニモカの加盟店がない。
3.ニモカ以外の交通系ICカードでも、市電やバスの乗り継ぎ割引が適用されるようにすべき。
4.イカスニモカのチャージ機やコンビニでのチャージを1円単位で可能にしてほしい。
5.インターネット経由でのチャージも1円単位にしてほしい。
6.JR北海道や道南いさりび鉄道でイカスニモカを利用できるようにしてほしい
7.函館市近郊で展開する飲食チェーン店等でもイカスニモカを利用できるようにしてほしい。
8.函館バス以外のバス会社およびタクシーでもイカスニモカを利用できるようにしてほしい。
9.イカスニモカの具体的な説明をした広告を増やしてほしい。
市の回答
現在、函館市内においては、函館市企業局の運行する市電、および函館バス株式会社の運行する路線バスが、それぞれイカすニモカに対応しております。
以下では、本市の考え方、および函館バス株式会社よりお聞きしている状況をあわせて回答いたします。
1.市電および函館バスにおきましては、現在イカすニモカ定期券の導入作業を進めており、今年度中の導入を予定しております。また、一日乗車券等につきましては、今後の利用状況などを勘案し検討することとしております。
2、7.現在、函館市内では、コンビニエンスストア等の一部小売店において、イカすニモカの利用が可能となっており、ICカード発行事業者において加盟店増加のため営業活動を実施するとともに、函館バス株式会社でも加盟希望会社の紹介等を行っているとお聞きしております。
3.イカすニモカ以外の交通系ICカードへの乗継割引の適用につきましては、イカすニモカの仕様上、対応は困難とお聞きしております。スイカやキタカなどの全国相互利用可能な交通系ICカードで、市電や函館バスを御利用いただけますが、全てのICカードで同一サービスを受けられることを保証するものではございませんので、御理解下さい。
4.5.イカすニモカへのチャージ方法につきまして、函館バス株式会社からは、ニモカのシステムにおける基本ルールに従うものとお聞きしております。また、企業局といたしましても、今後見直しをする際に、いただいた御意見を参考に検討してまいります。
6.新函館北斗駅~函館駅間におけるICカードシステムの導入につきましては、新幹線利用者の利便性向上にも繋がるものであることから、函館市、函館商工会議所、函館国際観光コンベンション協会等で組織する「北海道新幹線新函館開業対策推進機構」として、JR北海道に要請してきたところですが、JR北海道からは、導入には高額な費用が発生することから、実現は難しいものとお聞きしております。また、道南いさりび鉄道につきましては、平成26年7月に北海道と北斗市、函館市、木古内町で構成する協議会で決定した経営計画において、開業後10年間の収支不足に対し、北海道と沿線市町の実質負担額を23億円程度と見込んでいるなど、開業当初から厳しい経営が想定されていることから、経営計画上でも導入が想定されていないICカードシステムに関する新たな設備投資は困難と考えております。
8.函館バス以外のバス会社およびタクシー事業者につきましても、各事業者においてICカード事業者と加盟契約を締結することにより、イカすニモカの利用が可能となりますが、導入および維持には多額の費用を要するため、導入の是非は各事業者において判断するものと考えております。
9.企業局において、現在も利用拡大へ向けた周知活動をおこなっておりますが、今後もより一層効果的なPRに取り組んでまいります。また、函館バス株式会社においても、今後さまざまな方法で周知を行う予定とお聞きしております。
お寄せいただいた御意見につきましては、函館バス株式会社にお伝えするとともに、今後の参考とさせていただきますので、御理解くださいますようお願いいたします。
担当部課名
企画部計画推進室政策推進課、企業局交通部事業課
回答月日
平成29年11月15日