公開日 2017年10月06日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成29年9月25日
ご意見等要旨
犬抑留所の犬魂碑に至る通路に「犬魂碑の遺骨が満杯で中に遺骨を入れることができない」旨の紙が貼ってありました。
無料で焼却していただき、犬魂碑の中に遺骨を納めていただけると思っていました。
犬魂碑に入れることが出来ないとなれば、廃棄物で処分するのでしょうか。
犬魂碑の遺骨は満杯と行政は言っておりますが、私が把握した範囲では、まだ半分以上も遺骨を納めるスペースがあるようです。
函館市保健所のホームページを見ても、犬魂碑が満杯とは広報されていません。
そこで保健所の言い分を検証するため、遺骨を納めている納骨室を確認させて下さい。
犬魂碑前の貼り紙1枚では、市民が到底納得できることではないことをご理解下さい。
また、ホームページでは、供養は行わないとしていますが、6年前まで函館市が供養祭を行っていた事実もあります。
函館市の財政が厳しいことも承知しておりますが、市民へ応分の負担を求めて、有料焼却措置も選択肢の一つとして考えられるのではないでしょうか。
担当部局は、本件「市民の声」を真摯に検討されますよう、お願い申し上げます。
市の回答
抑留所内の犬魂碑については、殺処分した犬の焼骨について、その御霊を慰めるため、昭和63年に建立したものですが、殺処分した犬以外の個人所有の犬や猫の死体についても、ペットの所有者の希望を受け入れ、犬抑留所で焼却し、その焼骨を犬魂碑に納めてきたところです。
しかしながら、犬や猫を家族の一員と考える昨今の状況にあって、ペットの葬儀を取り扱う民間事業者も市内に存在するようになってきたこともあり、市がペットの犬や猫の焼骨を埋葬し、供養まで行うことは、民間事業者の経営圧迫にもつながること、また、ペットの飼い主は、動物愛護管理法により、最後まで責任を持って飼う終生飼養の責任があること、さらには、犬魂碑の焼骨を納めるスペースもなくなってきていることなどから、現在は、犬魂碑に焼骨を納めることはしない取り扱いとしており、焼骨につきましては、七五郎沢の最終処分場に搬入しております。
また、現在ある骨の状況を公開することは、飼い主の方の心情を考慮し、難しいものと考えておりますので、ご理解くださいますようお願いします。
なお、利用する市民へ応分の負担を求めることについては、今後検討しなければならない課題であると認識しております。
担当部課名
保健所生活衛生課
回答月日
平成29年10月6日