公開日 2017年10月04日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成29年9月27日
ご意見等要旨
函館市のゴミ収集に関して苦情があります。朝にトラックが「今日は○○ゴミの収集日です」といった音(以下オルゴール)を大音量で流して走り回っていますが、これは全く非合理的であり、騒音による迷惑となっていますから、全面的に廃止してください。私は以前から環境部に対し、これの廃止を訴えてきましたが、環境部はこちらの言い分を一定の範囲までは理解しつつも、廃止には至っておりません。以下、なぜ廃止するべきであるかを述べます。
まずゴミの収集スケジュール及びルールに関しては事前に全て周知されていることであって、オルゴールを流す必要性が全くありません。今日が何のゴミの日であるかなど、言われなくてもみんな知っています。また、これは騒音による被害になっています。トラックは大きな音を流していますが、その時間に寝ている人などはどうなるのですか。市はそんなことを全く考えていないように思えます。ですから私はゴミ収集のオルゴールは非合理的であり、迷惑であるから止めるべきだと環境部に再三伝えました。その結果、私の住居付近では控えるようになったものの、根本的な解決には至っておりません。現状では「オルゴール自体を廃止することはできないので音量を小さくする」という対応に留まっているからです。環境部の回答では、その理由も非常にくだらないものでした。音を小さくすればいいという問題でもありません。オルゴールを流すこと自体が完全に無駄であり、止めるべきなのです。何の役にも立っていないどころか、むしろ害になっています。私は函館市外への在住が長かったのですが、こんな馬鹿げたことを行っているのは私の知るかぎり函館のみです。函館市の行政に関しては、色々と遅れている部分を感じております。
以上、「現在はオルゴールを流すのがルールである」というのはわかりましたが、ではそのルールを改めてください。そもそも誰がそれらのルールを作り、また決定権を持っているのでしょうか。すぐに改めていただきたいと思います。非合理を廃し、より住みよい街作りを目指してください。
市の回答
本市における、ごみの種類ごとにオルゴールを鳴らして収集する方式は、全国的にも珍しい戸別収集と併せ、長年、函館独自の方式として市民に親しまれ、定着したものとなっております。市民の中には、オルゴールの音を頼りにごみを排出したり、収集車が来たかを確認されたい方が多数おり、「音量を上げてほしい」や「オルゴールが聞こえない」などの要望もいただいているところであります。一方、日中睡眠をとられる方などから、「オルゴールの音が大きすぎる」というご意見をいただくこともあり、また、ご指摘のとおり、全市民が、カレンダーで収集日を確認し、収集開始時刻までに排出すれば、必要ないとの見方もあります。環境部といたしましても、こういったご意見はもちろん、経費節減の観点からもオルゴールの廃止も含めて対応を検討してきたところでありますが、双方の要望がある以上、現時点でのオルゴールの完全廃止は、困難なものと判断致しております。
現在、保育園や幼稚園の近隣、ご苦情があったお宅や施設の近隣では、個別に音量を下げる対応を収集車にとらせており、こういった細やかな対応を取りながら、収集方法の見直しについては、引き続き検討を続けてまいりたいと考えております。この度は、貴重なご意見をありがとうございました。
担当部課名
環境部清掃事業課
回答月日
平成29年10月4日