公開日 2017年08月29日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成29年8月16日
ご意見等要旨
函館駅前は現在工事中ですが、今後、函館市として対象地域を広げる予定、計画はあるか。
五稜郭地区も、行啓通だけでなく中央病院やテーオーから丸井までなど、一体的に電柱は地下に埋めるべきだ。
すぐにはできないでしょうから50年後を見据えてみてはどうでしょう。
また、なぜ新しく宅地造成しているところは最初から電柱を地下に埋めないのですか。
後から実施するには費用がかかり財政が厳しいという話になるのではないか。
市の回答
電線類の地中化の推進につきましては、災害発生時における防災拠点を結ぶ緊急輸送道路や良好な景観形成などにとって有効な手段であると認識しており、これまで、函館市では西部地区の二十間坂などの主要な坂道、函館建設管理部では道道五稜郭公園線の一部区間(通称 行啓通)、函館開発建設部では国道5号の一部区間において実施しております。
さらに、函館開発建設部では平成27年度から国道278号函館駅前通、平成28年度からJR函館駅とアクロス十字街前交差点部を結ぶ国道279号について、電線類の地中化に着手しております。
今後も事業を推進していくためには、電気通信事業者や沿道住民の理解が必要なことや整備に多額な費用が要するなどの課題もありますことから、国で進めている低コストな整備手法の開発など、各種施策の動向を注視していきたいと考えております。
また、新規に実施される宅地開発につきましては、都市計画法に基づき開発許可を受けた上で、民間企業等が実施しており、電線類の地中化の施工については、法令には許可基準に定めがなく、任意のものであることや、公共が施工する場合と同様に多額の費用を要し、割高な宅地分譲価格となることによる売れ行きへの影響などから、事業者の経営判断として実施するまでには至っていないものと考えております。
担当部課名
土木部道路建設課・都市建設部都市整備課
回答月日
平成29年8月29日