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市の財政について

公開日 2017年08月02日

更新日 2019年02月27日

回答

受付月日

平成29年7月20日

ご意見等要旨

市の財政を握っている財務部ですが、いつも市民の声で提案すると困っている事がいくつかあったり、その他にも提案したいことがあるので書きます。

 ①「市民の声」で意見を出すとき、お金がないことを理由にされ提案を拒まれる事が多々ある。

 ②市が出している「函館市の台所事情」を読んだ所、ふるさと納税の割合があまりにも低い。そして借金ばかりである。

 ③まだ、ふるさと納税に関する広告が不足している。

 ④ふるさと納税は1万円と高く、そして日本国内在住の函館市民以外と非常に限られている。

 ⑤ふるさと納税は行政手続きがあることもあり、納税をやりにくい。

これらの問題があるので提案したいとおもいます。

 ①の指摘

 ・特に多いのが市電を管理する部で、今まで一切受け入れてもらえず、困った。(財政面で)

 ②、④、⑤の指摘

 ・ふるさと納税は誰でもできるわけではないので、これを解消する為に、市の募金箱をあらゆる施設

  (空港、駅、図書館などの市の施設、民間の施設など)に設けて、市の交通整備や、設備の維持費等に使えるようにする。

 ・ふるさと納税は金額や、対象者が限られており、1円でも良いから納税して欲しいと言う意味をもっています。

 ・そして仮に設置したとして、募金した人全員が1円だけ納税して、一日に500人、それが365日続いたらなんと約20万円も獲得できます。

  こんなに嬉しいことはないので、ぜひ設置してほしいです。

 ③の指摘

 ・市電や空港など以外にも民間に配ってほしいです。

以上の事を行ってほしいです。

 

市の回答

このたびは、貴重なご意見、ご提案をいただきありがとうございます。

①のご意見についてでございますが、交通事業会計の平成29年度予算でご説明いたしますと、市電の料金収入約10億円に対し、経常的な支出が約12億円となっておりますことから、収入の不足分約2億円を、市民の皆様の税金である一般会計補助金として、交通事業会計に繰り出すことにより運営を続けているという、非常に厳しい状況に置かれていることをご理解願います。

次に、③のふるさと納税の広報でございますが、制度上、函館市民以外の方にPRすることが重要であると考えておりまして、市内では観光客などの函館を訪れた方の目にとまるよう、観光地や空港、駅などにリーフレットを設置したところでございますほか、民間企業では、市内のホテルや旅館にリーフレットを設置していただいております。 このほか、函館にゆかりのある関東圏、関西圏などの団体の会合や観光PRイベントや物産展などでのリーフレットによるご案内をしておりますほか、都内の電車内にステッカーを掲示するなど、PRに努めております。

なお、募金箱の設置に関してのご提案ですが、ふるさと納税制度のなかで、返礼品を贈呈する基準として、1万円以上の函館市民以外の寄附者の方に限定させていただいているところでございますが、ふるさと納税は寄附金であり、

 ・市外の方はもちろんのこと、函館市民も寄附は可能であること

 ・金額に下限がないこと

 ・インターネットでの申込み、クレジット納付が可能であること

 ・NPO法人、日本赤十字社および共同募金会など、寄附金で運営されている団体等の寄附がふるさと納税の影響などから減少していること

などから、募金箱の設置はなかなか難しいものと考えております。

 

担当部課名

財務部管理課・財政課

回答月日

平成29年8月2日

お問い合わせ

企画部 広報広聴課
TEL:0138-21-3630