公開日 2017年06月21日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成29年4月7日
ご意見等要旨
北海道の温泉地でレジオネラ菌騒動があり、また本州の温泉地でも死者を出した温泉地が報道された。
函館市の浴場に対する入浴者の安全は計られているのか。定期的な検査とか入浴者の安全は確保されているのか。
市の回答
回答が遅れたことをお詫び申し上げます。
レジオネラ症は、レジオネラ属菌が原因で起こる感染症です。レジオネラ属菌は、土の中や河川、湖沼など自然界に生息しています。このレジオネラ属菌に汚染された目に見えないほど細かい水滴(エアロゾル)を吸い込むことでレジオネラ症に感染します。
公衆浴場では、きちんと衛生管理されていない循環式浴槽水(打たせ湯、シャワー、ジャグジーなど)でエアロゾルが発生しやすいことから、営業者は衛生管理を徹底する必要がありますので、国では、公衆浴場におけるレジオネラ症発生の防止対策等、衛生水準の維持、確保を図るため、「公衆浴場における水質基準等に関する指針」を策定しております。
市立函館保健所では、レジオネラ症の発生を未然に防ぐため、国の指針について公衆浴場の営業者に対して周知しているほか、毎年、公衆浴場への立ち入り検査を実施し、水質検査の実施の有無およびその内容について確認し、レジオネラ症の発生防止対策など公衆浴場の衛生管理の徹底について指導しております。
昨年度の立入検査の結果、水質基準に違反している公衆浴場はございませんでしたが、市立函館保健所では、引き続き、立入検査等を通じ、営業者に対し、衛生管理の徹底について指導してまいりたいと考えております。
担当部課名
保健所生活衛生課
回答月日
平成29年6月21日