公開日 2017年04月13日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成29年4月3日
ご意見等要旨
昨年度は約7300万の赤字との報道があったが、函館市はいくら負担するのか。赤字を補てんしてまで、存在する価値のある路線なのか。
市の回答
○ 道南いさりび鉄道株式会社につきましては、開業当初から赤字経営が見込まれていたことから、開業前の平成24年5月に北海道と沿線市町で構成する協議会において、自治体間の負担割合を北海道80%、北斗市11.2%、函館市および木古内町4.4 %の割合とし、また、平成26年7月に協議会で決定した経営計画において、開業後10年間の収支不足に対し、北海道と沿線市町の実質負担額を23億円程度と見込み、自治体からの出資金、 初期投資補助および運行赤字に対する補助により賄うこととしたところでございます。
〇 この経営計画に基づき、出資金および初期投資補助につきましては、平成27年度までに実施済であり、お尋ねの昨年度の負担額は、平成28年度の上期に係る運行赤字に対し、函館市分の4 .4%となる約334万円を補助金として支出しております。
○ 北海道新幹線開業に伴い、JR北海道から経営分離された五稜郭・木古内間の旧江差線につきましては、通勤・通学・通院など沿線地域の生活路線として利用されているとともに、本州と北海道を結ぶ重要な物流ルートとしての役割を担っていることから、北海道をはじめ、沿線市町が応分の出資をし、道南いさりび鉄道を立ち上げ、初期投資に係る補助に加え、経営の安定化を図るため、運行赤字についても、北海道と沿線市町で補助するものであり、鉄道輸送の安全性や安定的な運行と経営基盤を確保することにより地域の公共交通機関として維持存続が図られるものと考えております。
担当部課名
企画部計画推進室政策推進課
回答月日
平成29年4月13日