公開日 2017年02月14日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成29年1月23日
ご意見等要旨
函館の自殺率が高いことから、市民が生活や心に余裕を持ち、函館に住んでいることに誇りを持てるよう、家族団らんなどのため、函館市民の日を制定し、できるだけ多くの会社や学校が休みとなるよう検討してもらいたい。
市の回答
函館市民の日を制定し、お休みにすることにつきましては、多くの方、多くの機関・部署が関係する大きなテーマであり、ご指摘のありました労働・経済の関係に加え、学校教育関係、生活様式の変化、社会通念など、さまざまな分野における幅広い議論と、地域の気運の盛り上がりがきわめて重要な事柄と存じます。
貴重なご意見として参考にさせていただきます。
全国の自殺死亡者数は、平成24年に3万人を下回り、平成28年は2万1,764人と、7年連続の減少となりました。
本市におきましても、自殺者数は減少傾向にあるものの、他都市と比較するとまだまだ高い状況にあります。
市では自殺者数を減少させるため、『函館いのちのホットライン』をはじめとした各種相談事業や、悩みを抱える人に気づき、専門機関等の必要な支援につなぐ人材を育成する事業、若年層を対象とした居場所づくり事業、自殺の再企図を防止するための未遂者対策事業など、関係機関と連携を図りながらさまざまな事業を実施してきております。
また、自殺に追い込まれることは「誰にでも起こり得る危機」であって、その場合には誰かに援助を求めることは適切な行動であり、躊躇する必要はないということを市民の皆さんに広く理解していただきたく、講演会等も開催しております。
このような事業を継続的に実施しながら自殺者数、自殺率の減少を目指し、努力してまいります。
担当部課名
保健福祉部障がい保健福祉課
回答月日
平成29年2月14日