公開日 2017年02月07日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成29年1月20日
ご意見等要旨
函館市は四方を海に囲まれている都市です。市の中心部の海抜は3m~5mの低さです。
しかし、海岸線には津波を防ぐ堤防は全くありません。
これでは10m以上の津波が来ればひとたまりもありません。
湯の川方面に至っては2m弱の海抜です。市の裏側の入舟町はわずか1m位の低さです。
函館市の防災責任者はこれをどう考えているのですか。国に予算を請求して早急に対策を取ってほしい。
市の回答
国は、平成23年9月に「今後の津波対策を構築するにあたり、基本的に二つのレベルの津波を想定する必要がある」とし、津波対策に関する方針を示しており、北海道もこの方針に基づき平成24年6月に「北海道地域防災計画の一部修正」を行い、最大クラスの津波(L2津波)に対しては「住民避難を軸とした総合的な対策」を講ずることとし、最大クラスの津波に比べ発生頻度が高く、津波高は低いものの大きな被害をもたらす津波(L1津波)に対しては、護岸などの「海岸保全施設等の整備をメインとした対策」を進めることとしております。
ご指摘のありました海岸につきまして、L2津波に対しては「函館市津波避難計画」に基づき避難により対応をすることとなっており、L1津波に対しては、L1津波の高さを上回る護岸等が整備されております。
管理者
・入舟地区 函館市管理(函館漁港区域は北海道管理)
・湯川地区 北海道管理
担当部課名
港湾空港部港湾課・土木部公園河川整備課・農林水産部水産課
回答月日
平成29年2月7日