公開日 2016年11月24日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成28年11月4日
ご意見等要旨
1.北洋資料館を「総合博物館」に統合する、又は北洋資料館を緑の島に移設するとした場合、水族館としての機能を持たせるか否かについて申し上げたい。答えは「ノー」である。採算性や利用率、ランニングコストを考えると水族館機能は不要である。但し、タッチプール程度の設備の設置や「北洋の鮭鱒」「函館湾津軽海峡の魚介類」「噴火湾の魚介類」の企画展示を開催する分についてはさしつかえないと考えるが、如何お考えか。
2.北洋資料館をドック跡地の研究センターに移設する場合、水族館機能を持たせることについては、すぐには「ノー」である。但し、研究センターでイカを飼育・展示していることもあり、市民からの要望がある場合は水族館機能を持たせても良いと考えるが如何か。
3.北見市の「山の水族館」が近年話題となっている。温泉水を利用した熱帯性淡水魚主体の水族館である。これと同様の施設を熱帯植物園に併設しては如何か。相乗効果も期待出来ると思う。
市の回答
これまでの回答で申し上げましたとおり、北洋資料館につきましては、今後、西部地区における総合博物館の整備検討の中で、同資料館の統廃合も検討するものであり、ご意見につきましては、展示方法の参考とさせていただきます。
また、本市における水族館の建設につきましては、これまで幾度かにわたり整備が検討されてきており、直近では平成18年に「海の生態科学館」の基本計画について検討しましたが、実現には至らず、平成19年に事業断念を表明しております。
なお、函館市熱帯植物園につきましても、昭和45年に開設した、植物やサルを観賞できる施設ですが、現在、施設の老朽化も進んでおり、今後のあり方について検討しているところであります。
ご意見のありました、温泉水を利用した水族館の併設につきましては、当該敷地に温泉の源泉や温泉管があり、敷地利用において制約があるなど、実現は難しいものと考えております。
担当部課名
生涯学習部博物館・企画部計画推進室計画調整課・土木部公園河川整備課
回答月日
平成28年11月24日