受付月日

平成28年9月12日

ご意見等要旨

路面電車を延伸させ、路面電車とバスを利用した、細やかな公共交通のまちづくりをしてはいかがか。たとえば、美原地区まで延伸させる、産業道路を走行させ五稜郭～湯の川をループ化させるなど。また、通勤通学定期券の料金を下げることで、車の利用から公共交通の利用にシフトさせていく必要があるのではないか。これについては、函館市や北海道からの補助についても検討すべきと考える。いずれにしても、市民全体の市電という部分が薄まってきているように感じるので、観光客をターゲットにするのも大切だが、市民の多くが使える、また使いたくなるような施策を考えていく必要があるのではないか。

市の回答

路面電車の延伸につきましては、これまでも、多様なご意見やご提言をいただいているところでございますが、路線の延伸は、変電所や車両の増備を含めた多額の設備投資が必要となりますとともに、経路の決定、道路幅員の確保さらには採算性などの多くの課題がございます。これらを勘案すると、現在の経営環境の中で新たな投資は非常に難しいものと判断しております。現在検討を進めております公共交通網の再編では、効率的で誰もが利用しやすい公共交通網の形成をめざし、まちづくりと一体となった取り組みを進めてまいりますので、いただいたご意見は、貴重なご意見として参考とさせていただきます。

定期券に関するご意見につきまして、現在、市電・函館バスでは、交通系ＩＣカードシステムの導入作業を進めており、今後、定期券につきましてもＩＣカード化を予定しておりますことから、検討を進める際の参考とさせていただきます。

また、市民の多くが使える、使いたくなるような施策を考えていく必要があるのではないかというご指摘につきましては、その通りであり、市といたしましても、市民に愛される市電をめざしてまいりたいと考えております。

担当部課名

企画部計画推進室政策推進課・企業局交通部事業課

回答月日

平成28年9月30日