受付月日

平成28年6月6日

ご意見等要旨

函館アリーナにはグレーの点字ブロックが設置されている。床材もグレーっぽいため、弱視の人にとってはとても見づらい。弱視の人は点字ブロックの色を頼りにしている。

以前に問い合わせたところ、黄色では汚れるため、グレーにしたとの事であったが、国土交通省へ問い合わせたところ、建物内でもバリアフリーにすべきで、点字ブロックははっきりした明度のものでなければならず、汚れるからという理由であれば、汚れてもメンテナンスすればよいのではないか、との回答であった。

ガイドラインでは、はっきりした明度のものが「のぞましい」という表現のため、何色にしても良いのではないかという考えもあるそうだが、それは弱視の人のことを考えていないのではないか。

バリアフリーとは何かを考えて、函館アリーナに明度のはっきりした黄色の点字ブロックをつけてほしい。

市の回答

函館アリーナは、「建築基準法」はもとより「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律（通称：バリアフリー法）」や「函館市福祉のまちづくり条例」など関連法令に適合するバリアフリー、ユニバーサルデザインを採用し整備を行っております。

視覚障害者誘導用ブロックの色彩基準につきましては、バリアフリー法のうち、「道路の円滑化整備ガイドライン」に記載があり、床仕上げ材と色彩が類似しているブロックを使用する場合は、周囲の床仕上げ材との輝度比（ものの明るさの比較値）を2.0程度確保することにより視覚障害者誘導用ブロックが容易に識別できるとされております。

当施設の視覚障害者誘導用ブロックにつきましては、床仕上げ材との輝度比2.0以上を確保しております。

また、設置箇所、仕様（素材、色彩）などにつきましては、一般社団法人函館市身体障害者福祉団体連合会、一般社団法人函館視覚障害者福祉協議会と十分に協議を重ね決定したものでございますので、ご理解をお願いいたします。

担当部課名

生涯学習部スポーツ振興課

回答月日

平成28年6月14日