公開日 2016年02月26日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成28年2月17日
ご意見等要旨
新聞にてガーデンシティー構想の第一弾として朝市大通りから延びる開港通りに予算がつくとの事です。観光客の往来も多くてありがたいことだと思います。私は一昨年から朝市で仕事をしているのですが、昨年度から特に中国人、台湾人をはじめ、欧米系の方も増えていると思います。そこで一番気になるのが、朝市で働いている方々の喫煙率の多さです。お客様に声をかける時も、掃除をしている時も、手に火をついたたばこをもったまま、ひどいときにはくわえ煙草で雪かきをしながら、しまいには雪の中というか、道路にそのままペッと捨てるのをよく見かけます。世界標準の観光都市函館だと考えてきた私にはとても残念なことです。最近増えてきたインバウンドのお客様の中には小さなお子様も多く、各店舗の道路上に立っている方達のたばこそのものを避けたり、煙に手を振りながら嫌がる姿もよく見る光景です。彼らからしたら、朝からとても嫌な思いをしているものと思います。ここは函館市の出番ではないでしょうか。全国区の函館朝市です。空港、駅などのように決められた場所以外は禁煙です。今の世の中を考えるのに、受動喫煙が嫌でもう二度と函館にはいきたくないという方がいるとしても不思議ではありません。新幹線も来ることですし、一刻も早い決断をのぞむものです。
市の回答
このたびは、貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
本市は、国内外から多くの観光客が訪れる地であり、本年3月の北海道新幹線開業や増加する外国人観光客への対応を強化するため、国内屈指の観光都市にふさわしい受け入れ体制の充実に努めているところでございます。
特に人通りが多く、JR函館駅に隣接する函館朝市については、函館への玄関口として、日頃から朝市内の各組合を束ねている函館朝市協同組合連合会に対し申し入れをし、市民はもとより観光客の皆様からも愛される店づくりを目指すよう指導してきたところであります。
朝市内でのタバコの喫煙マナーについては、本市としても重要な課題であると認識しており、そのため、来場者用ではありますが、朝市内の各商業施設を管理する組合が主体となり、喫煙所を設置しながら、禁煙・分煙の環境づくりに努めているところであります。
本ご意見については、早速、来月3月に開催が予定されている、朝市周辺の商環境向上を図る目的に、平成27年3月に本市や函館西警察署など関係機関が参加し設立された「安心・快適な朝市・駅前を目指す協議会」において、課題を提起して対応を検討して参りたいと考えております。
今後におきましても、機会をとらえながら、路上喫煙やたばこのポイ捨てなど、喫煙をめぐる環境の改善、併せて、喫煙マナーの向上についても啓発し、函館朝市を安心してお買い物やお食事のできる市場とするため、関係者と一体となって、市民や観光客の快適な受け入れ環境づくりに努めて参りたいと考えておりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
担当部課名
経済部商業振興課
回答月日
平成28年2月26日