公開日 2016年02月03日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成28年1月15日
ご意見等要旨
現代の子ども達とその親達、市議会議員、そして学校教育には生きた歴史教科書となる「昭和歴史文化史料館」の設置が最も分かりやすい教材となります。
また、その史料館には昭和時代に発明されたり、使用された生活用品を陳列することで、子どもたちに知財教育の教材としても活用でき、未来の発明王となる下地を供えることにもつながります。
戦争という負の時代と復活した日本民族のたくましさを再現して昭和生まれの市民が忘れ去られようとしている歴史を再認識して、今問題となっている認知症防止の一助にもなることと思います。
少しでもこれらの問題の解決に必要と考えるならば、是非設置できるよう函館市全体で考えていただきたい。
単独施設とせず、複合施設に設置することで経費節減が図れると思います。
市の回答
函館市におきましては、総合的な博物館施設である市立函館博物館本館をはじめ、旧金森洋物店を活用した市立函館博物館郷土資料館、およびアイヌ民族関係資料を収蔵・展示する北方民族資料館を設置し、郷土に関する資料を市民や観光客の皆さんに紹介しております。
各施設は老朽化してきており、西部地区における施設の統廃合も含め博物館の将来的な整備について検討することとしておりますが、更に新たな施設を整備することは、市の財政が厳しい中、多額の経費を要しますことから、現状では大変難しいものと考えております。
なお、現在、市立函館博物館本館において、昭和期の資料を常設展示し、小学校の授業にあわせた昔のくらしコーナーを設置するなど、函館の歴史や過去の生活文化に触れることのできる展示もしており、今後も来館者のニーズも踏まえ、内容を工夫しながら継続して参りたいと考えております。
担当部課名
生涯学習部博物館
回答月日
平成28年2月3日