公開日 2015年06月26日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成27年6月12日
ご意見等要旨
現在、性的マイノリティの問題が日本でも話題になっています。
今年3月には渋谷区で同姓カップルに証明書を発行するパートナーシップ条例が可決されました。これを受け、他複数の自治体が同様にパートナーシップを認めようという動きを見せています。また、4月には文部科学省が通達を出し、性同一性障害を含む「性的マイノリティ」の児童生徒への配慮を各学校に求めています。
このような国の動きを受け、函館市はどのような対応をしていくのでしょうか。
誰にとっても住みやすい町であるよう、性的マイノリティにも目を向けて欲しいと思います。 よろしくお願いします。
市の回答
性的マイノリティへの問題につきましては、関心の低さや理解不足により、残念ながら、社会生活のさまざまな場面において、偏見や差別があるものと考えております。
このような中、本市の学校教育における、性同一性障がいなど性的マイノリティへの対応といたしましては、これまで、児童生徒の実情を十分に把握しながらスクールカウンセラーなどの協力のもと、きめ細やかな対応を行うことや、必要に応じて関係医療機関とも連携するなど取り組んでまいりましたが、今後におきましても、性的マイノリティへの理解が進み、対象となる児童生徒が受け入れられ、尊重されるよう、各学校に働きかけてまいりたいと考えております。
なお、相談窓口につきましては、法務局の人権擁護委員会などによる面談や電話、インターネットのほか、市の「市民特別相談」でもお受けしているところであります。
市といたしましては、学校教育や地域社会などあらゆる場において、人権が尊重され、誰もが平等に生活できる社会の実現をめざしてまいりたいと考えております。
担当部課名
市民部市民・男女共同参画課・くらし安心課、教育委員会学校教育部教育指導課
回答月日
平成27年6月26日