公開日 2015年01月26日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成27年1月14日
ご意見等要旨
1800年代から淋病の感染患者が多く、1900年代から淋病と梅毒患者が多くなり、ベルマヒや感染患者が多く出産しているというのは、本当ですか?
市の回答
淋菌感染症(淋病)や梅毒などの性感染症の発生動向調査につきましては、国では1999年(平成11年)4月から感染症法に基づいて実施しておりますことから、1800年代まで遡って発生動向を把握することはできませんでしたが、その調査に基づいて把握した医療機関からの報告数の年次推移をみますと、淋菌感染症(淋病)は減少傾向にありましたが、近年は横ばいで推移しており、函館市でも同様の傾向にあります。
梅毒は、上下に変動しながら推移していましたが、2013年(平成25年)、2014年(平成26年)と増加傾向にあり、国ではその要因の分析をしながら、今後の発生動向に注意していくこととしていますが、函館市では増加傾向は認められていません。
なお、ベル麻痺(原因不明の急性末梢性顔面神経麻痺)の患者数や淋菌感染症(淋病)および梅毒の感染者の出産数についての統計数値がないことから、ご質問の内容の事実確認はできませんでしたが、梅毒に感染している妊婦から感染した胎児を「先天梅毒」として把握している発生動向調査結果では、増加傾向は認められていませんでした。
今後も、市民の皆様の健康管理に役立つよう、感染症の発生状況の把握と公表に努めてまいりたいと思います。
担当部課名
保健所保健予防課
回答月日
平成27年1月26日