公開日 2014年05月30日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
旧市内消防団への消防団車両の配備について
ご意見等要旨
先日、旧4町村地域に住んでいる親戚のところに行った際、港で消防の訓練が行われているのが見えました。最初、こんな小さな地域の消防署に消防車が5台もあるんだと思って、親戚の人に聞いたら、3台は消防団の消防車で、旧4町村の消防団には昔から、分団ごとに消防車があると聞きました。
旧市内の消防団には小型のポンプはありますが、リヤカーだったり、団員個人の自家用車に載せて運んでいるようです。これでは、本職の消防職員だけでは足りないような大規模な火災が旧市内で起きた場合、消防団の方々の協力を受けられないと思います。
ぜひ、旧市内の消防団にも専用の消防車を配備するよう検討をお願いします。
市の回答
函館市は、過去の大火経験から、常備の消防力を強化してきた経緯にあり、このため旧市内の消防団には、消防車両を配置しておりませんでしたが、平成24年度から、大規模火災等に対応するため、常備消防の車両や資機材を活用し、消防職員と消防団員が共に放水活動等を実施する体制の強化に取り組んでおります。
現在、旧市内に消防団が運用できる車両は、弥生町の消防団活動拠点施設に1台、東消防署に1台、桔梗町の消防総合訓練センターに1台の計3台を配置し、有事の際には、消防団員が消防車両を活用して消火活動等を行う体制としております。
また、旧市内の消防団員は、旧4町村地域の消防団員とは、職業形態が異なり、参集体制にも違いがあることなどから、旧市内の全消防団へ消防車を配備することは難しいものがありますが、平成24年度から、火災現場において、安全かつ効果的な消火活動を行うため、旧市内の団員に対して毎月放水等の訓練を実施しております。
仕事を持ちながら活動している消防団員は、一朝一夕の訓練で、直ちに現場活動に対応できるものではありませんので、今後におきましても、消防団員の技術の向上を目的とした訓練の継続と消防団が運用する車両の有効な活用を図るほか、消防職員との連携強化に努めてまいります。
担当部課名
函館市消防本部庶務課
回答月日
平成26年5月30日