公開日 2013年07月04日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成25年6月20日
ご意見等要旨
新幹線の駅名は「新函館」、在来線は「北斗」とすればいいと思う。奥羽本線の大鰐温泉駅と、弘南鉄道の大鰐駅は、駅名は違うがホームは隣接し、乗換ができる。全国各地に、路線や会社の違いで同じ駅を違う名前で使用している例があるので、同じ駅でも新幹線と函館本線(将来は3セクかもしれないが)の駅名が違ってもいいのではないか。
また、私個人としては、現在の函館駅への新幹線乗り入れをもう一度検討していただきたい(未練)気持ちがあり、札幌延伸は反対。道央圏の人は千歳空港が主力で、新幹線延伸の費用対効果は見込めない気がする。
市の回答
新幹線新駅や北海道新幹線の札幌開業時までの在来線の現駅(渡島大野駅)の駅名につきましては、最終的には事業者であるJR北海道が決定することとなりますが、利用者にとってのわかり易さなどから、「新函館」という名称が最も望ましいと考えており、JR北海道にお伝えしているところであります。
現函館駅への新幹線乗り入れにつきましては、当市といたしましても、過去に青函同時開業を前提として、スイッチバック方式や短絡線方式などの方法を検討していた時期もありますが、平成10年の駅・ルート公表により、現在の渡島大野駅への併設や全線フル規格での整備が明らかとなったほか、新幹線の現駅への乗り入れに必要となる、高架橋等の建設費約1、000億円は、新幹線の駅ルートから外れていることから、全て地元負担する必要があり、また、施設整備を行ったとしても新幹線が現駅に乗り入れる保障がないことから、その実現は困難であると判断したところであります。
なお、札幌延伸につきましては、着工条件として「収支採算性」や「投資効果」が求められており、いずれも条件は満たされているとされているところであります。
いずれにいたしましても、当市といたしましては、平成27年度の北海道新幹線開業効果を最大限享受するとともに、将来に亘り持続していくため、新駅・現駅間の鉄道アクセスの充実をはじめ、開業に向けた取り組みを積極的に進めてまいりたいと考えております。
担当部課名
函館市新幹線対策室
回答月日
平成25年7月4日