公開日 2013年08月26日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成25年8月19日
ご意見等要旨
函館の街・・・・・歴史とロマン溢れる街・・・・・そんな街を通るたびに感じることがあります。それは街路の空に張り巡らされた電線、これらの電線は電柱を支えに街路を縦横無尽に走り、いわゆる景観を圧迫しています。
都市とりわけ観光都市では近年電線の地中化実施されています。先日浦河町を訪れた時、すこぶる驚いたのですが、何と街路に電柱がありませんでした。浦河が何故上記を可能としたのかは解りませんが、であれば函館で出来ない訳は何なのでしょうか。函館は市電も走っているため、街路の景観は、目を覆うばかりです。せめて西部地区だけでも、電線の地中化により、スッキリとした空を取り戻して欲しいなあと思うのですが。
市の回答
電線類の地中化については、国の推進によって昭和61年から全国で開始されており、函館市においては、西部地区の二十間坂通、基坂、八幡坂通や函館駅前地区の一部の市道および国道5号や道道五稜郭線(通称 行啓通)の一部区間において施行されております。
電線類の地中化は、ご指摘のとおり景観の向上や防災上の観点からも、効果的ではございますが、電気・通信会社ならびに沿道住民からの協力と理解が必要であり、あわせて道路管理者としても多額の負担が生じることから、新たに地中化を進めることについては難しい状況となっております。
しかし伝統的建造物群保存地区周辺の観光スポット等の路線については、新たに電線類の地中化ができないながらも、道路改築等の際に景観に合った電柱の美装化等を行ってきているところです。
今後におきましても、重要な観光路線や景観地に影響の大きい路線の改修の際には、景観に合った道路整備の検討を行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。
また、現在は国道278号(函館駅前通)の一部区間で、電線類の地中化を計画しており、道路管理者である北海道開発局へ歩道の整備と併せて電線類の地中化について要望しているところです。
担当部課名
土木部道路建設課
回答月日
平成25年8月26日