公開日 2013年06月07日
更新日 2019年02月27日
回答
受付月日
平成25年5月29日
ご意見等要旨
宇宙空間にあるエネルギーを利用した、宇宙エネルギー発電機について、函館市として研究に取り組んではどうか。
(大間原発の建設を止めることも大切だが、一方でクリーンエネルギーの開発・研究も行ってはどうか)
市の回答
宇宙空間のエネルギーの利用としましては、宇宙での太陽光発電があげられますが、この宇宙太陽光発電は、平成25年1月25日に策定された政府の「宇宙基本計画」にも盛り込まれており、日本政府主導で実際に研究開発が進められているところでございます。
宇宙太陽光発電の実現には、技術、安全性、経済性といった3つの課題を解決する必要があると言われておりますが、その研究開発を担う宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、2030年代の実用化を目指すとしており、その実現が期待されるところでございます。
函館市といたしましては、東日本大震災に伴う原子力発電所の事故以来、安全でクリーンな再生可能エネルギーの利用開発をより一層推進していくことが必要であると認識しております。
市ではこれまでに、住宅用太陽光発電システムに対する補助制度の創設をはじめ、公共施設への太陽光発電システムの設置やバイオマス発電などの導入を行ってまいりました。また、現在、潮の流れが速い汐首岬沖での潮流発電に向けた調査研究にも取り組んでいるところでございます。
今後におきましても、国のエネルギー政策や新技術開発の動向などを注視しながら、市として、どういう取り組みができるのか検討してまいりたいと考えております。
担当部課名
経済部工業振興課
回答月日
平成25年6月7日